突然ですが、コウモリは世界中に何種類生息していると思いますか?
なんとその種類は1000種類に迫るともいわれています。
あまりも多すぎるとどんな特性を持つコウモリがいるのか気になりますよね。
今回はそのなかでも何種類かをご紹介します。
多種多様なコウモリの種類、名前もチェック
ネズミの次に種類が多いというコウモリ。
1000近く存在するとどんな特徴的なコウモリがいるのか、興味がつきませんよね。
今回は代表的なコウモリからちょっと変わった習性をもつものまで、何種類かをピックアップしてご紹介します。
アブラコウモリ
日本本土に広く分布するコウモリです。
私たちがコウモリというと、真っ先に連想するコウモリではないでしょうか。
日本に生息するものでは唯一、民家や軒下に巣を作って生活するコウモリでもあります。
そのため、別名イエコウモリとも呼ばれます。
体長は3~5センチと手に乗るくらいのサイズです。
オオコウモリ
両手を広げると2メートルにもなるという、巨大なコウモリ。
それがオオコウモリです。
木にぶら下がっていることも多く、その姿を初めて見たならばあまりの大きさに衝撃を受けるのではないでしょうか。
主に熱帯に生息しており、オオコウモリの亜種が日本にも生息しています。
鹿児島や沖縄といった温暖な地域では様々な亜種のオオコウモリが見られます。
チスイコウモリ
俗に言う「吸血コウモリ」です。
動物の血液を吸収し、エネルギーとしているコウモリになります。
ドラキュラやヴァンパイアのイメージが強いでしょうか。
実際に吸血するコウモリは現在三種類しか発見されていません。
さらに人間の血を吸うのはナミチスイコウモリただ一種類のみとなっています。
ウサギコウモリ
コウモリのなかでも珍しいといわれるのがウサギコウモリです。
主にヨーロッパに生息しています。
なんといっても特徴は、すぐにわかるウサギのような大きく特徴的な耳です。
しかしとても珍しく、また夜行性であるため、発見は難しいとも。
現在、ウサギコウモリは絶滅危惧種に指定されており、種の存続が危ぶまれています。
まとめ
あまりにも多くの種類がいるため、今回ご紹介したコウモリはそれこそほんの一部にすぎません。
まだまだ珍しいコウモリはいますし、亜種も含めればさらに細分化することができます。
ほ乳類の約四分の一を占めるともいわれる豊富なコウモリの種類、気になった方は是非詳しく見てはいかがでしょうか。