コウモリは日本に35種類も生息しているのを知っていますか?
35種類も生息しているのにコウモリってあまり話題にならないですよね。
コウモリは身近な生き物です。
コウモリは哺乳類です。
ですから赤ちゃんを産みます。
コウモリの赤ちゃんはどのくらいの大きさをしているのでしょうか?
種類によって違うでしょうが、今回はアブラコウモリの赤ちゃんを調べて行きたいと思います。
コウモリの赤ちゃんの大きさ
日本に住んでいるコウモリは35種類いるのですが、最も多く見かけるのはアブラコウモリです。
アブラコウモリは日本のコウモリの中で唯一人家の住み着くコウモリです。
コウモリは、赤ちゃんを落としてしまうと育児を放棄するという習性があります。
ですから、道などに落ちているコウモリがいたら保護してあげましょう。
赤ちゃんの可能性が高いからです。
しかし、赤ちゃんコウモリといっても野生のコウモリですので感染症の危険がありますので素手でさわるのは絶対にやめましょう。
コウモリの赤ちゃんの大きさは、だいたい2cm~4cmくらいですが、体の大きさから生まれてからどれくらい経つのか判断は難しいでしょう。
成獣でも小さい個体がいますので、赤ちゃんなのか成獣なのか判断するには体毛の生え方などを参考にするといいようです。
体毛が薄っすらとしか生えていなかったり、ほとんどの体毛が生えていないようでしたら生まれて間もない赤ちゃんか、生まれて1週間前後くらいの赤ちゃんになるようです。
毛も生えていて歯も見えているなら小さい個体の成獣になるようです。
コウモリの赤ちゃんは濃いミルクが好物のようですので、少し濃い目に作ってあげても良いかもしれません。
与え方はスポイトで飲ませるか、スポイトがない場合は綿棒などにミルクを染み込ませて与えると良いでしょう。
ミルクを飲んでいたのに飲まなくなったら離乳食を与えて見ましょう。
離乳食はペットショップで売っているミルワームで大丈夫ですが、水、バナナ、チーズ、ゆで卵の黄身を混ぜてペースト状にした物も口にするようです。
いずれにしてもお腹いっぱいのときは食べませんので無理してあげなくてもいいのですが空腹か満腹かを見極めて餌を与えるのも大事なことですね。
まとめ
- アブラコウモリの赤ちゃんの大きさは2cm~4cmで、成獣も小さな個体がいるので見分ける場合は体毛や歯で判断する。
- 体毛がなし、もしくは薄っすらと生えていれば生後間もなくか1週間前後の赤ちゃん、そうでない場合は成獣と判断する。
- 餌はミルクを与えて、飲まなくなったら離乳食にする。
以上のようなことがわかりましたね。
コウモリが落ちていたらなるべく保護してあげてくださいね。