コウモリは自然の中に巣を作って生きていましたが、最近は住宅地だけでなく都会のマンションやビルにも巣を作って集団で暮らしています。
暖かくなると急にコウモリの被害報告が増えて、駆除業者への相談件数もグッと増えます。
コウモリが住宅の屋根裏やベランダに住み着くと問題になるのが、コウモリの尿や糞の被害です。
落ちている糞は黒く細長いので見つけやすいのですが、尿はちょっと気づきにくいとの声もあります。
コウモリの尿の色や臭いの特徴をここで紹介します。
コウモリの尿の色って何色?
コウモリの糞は黒く細長いので、鳥の糞との区別がしやすい特徴があります。
鳥よりもネズミの糞に似ていますが、ネズミの糞と比べても少し細長い形です。
ベランダや軒下などにコウモリの糞を見つけたら、その周囲にはコウモリの尿も染みついているでしょう。
コウモリの尿の色は、無色かまたは黄色っぽいものが一般的です。
ベージュっぽい外壁に尿が付くと、乾くと色で判断することは難しい場合があります。
コウモリが民家の屋根裏に住み着いた場合、コウモリの数が多いと羽ばたく音で、コウモリが住み着いている事に気が付きます。
そして天井にシミが広がって行きます。
専門業者に依頼して駆除しなければ、ウイルスの拡散やダニの発生の原因になります。
コウモリの尿には臭いがある?
コウモリの尿の色は透明化黄色っぽいので、地面や壁に付着していても見つけにくいことがあります。
しかしコウモリの尿にも、人や他の動物のようにアンモニア臭が混ざっているため、見た目にわからなくても独特の臭いに気づきます。
糞を除去したら、壁や地面も良く洗って消毒をした方が衛生上安心です。
民家の天井に尿のシミが広がると、室内にアンモニア臭が広がります。
消臭剤を設置しても、根本的な解決にはなりません。
コウモリが住み着き、室内にアンモニア臭を感じるようになったら、速やかに駆除や消毒の対策を始めましょう。
まとめ
コウモリが住宅に住み着くと、糞が毎日大量にベランダや軒下に落ちているという困った問題が起こります。
自然が多いところよりも、都会に移り住むコウモリが多くなっているので、マンションなどの集合住宅でも安心はできません。
糞が大量に落ちているという事は、その付近にはコウモリの尿も散らばり付着しています。
どちらも病原菌を持ったコウモリの排泄物なので、見つけたら放置せずに速やかに除去しなければいけません。