コウモリは民家の屋根裏やシャッターの溝に入り込み、そこが居心地がよいと感じたら巣にして住み着いてしまいます。
1cm程度の穴があればどこにでも入り込めるので、排気口などから屋根裏に入る事はとても簡単です。
そしてそこで冬眠し、春になると活発に動き始めて夏には数匹の赤ちゃんが産まれます。
しかしコウモリは、エサを探して自由に飛び回る事ができるので、環境が良いと思ったら部屋の中にも入って住み着きます。
コウモリが毎日落としていく糞は、あらゆる感染源になる菌が含まれているので、室内でコウモリの気配や糞を感じたら、正しい方法で消毒をしなければいけません。
コウモリが部屋に入った時の消毒はどうしたらいい?
コウモリを部屋の中で見つけたらすごく驚くと思いますが、コウモリは屋根裏などに住んでいて、そこに小さい穴があれば簡単に室内に入り込みます。
古い木造住宅などは、穴や亀裂がある場合が多く、そこから侵入します。
もしも室内でコウモリを見つけたら、そのまま逃げるまで待つのは止めましょう。
コウモリは、伝染病の原因になる菌をたくさん持っています。
コウモリを見つけたら、すぐに駆除しなければいけませんが、その時は軍手やマスクを装着してから駆除を行ってください。
部屋に1~2匹コウモリが入って来た時の駆除方法は、虫取り網やビニール袋で捕獲して、外に逃がします。
コウモリを駆除して糞を片付けても、それで終わりではありません。
コウモリが、何か病気を移すような菌をばらまいた可能性があるので、必ず消毒がしなければいけません。
消毒は、ホームセンターなどで売っている消毒用エタノールで拭くか、さらに強力な次亜塩素酸ナトリウムを使います。
使える素材を確認して、消毒薬を使い分けます。
次亜塩素酸はスプレー式のものがネット販売されているので、常備しておいて屋外でもコウモリの糞を見つけた時は、取り去った後に使用しやすく衛生面も安心できます。
まとめ
コウモリを部屋の中で見つけたら、素手で捕まえようとするのは止めて下さい。
コウモリは何もしなければおとなしい生き物ですが、捕まえようとすると噛みつく事があります。
そして噛まれなくてもコウモリには、たくさん病原菌が付いているので、室内にそれをばらまいているかもしれません。
コウモリを駆除した後に糞が落ちていたら始末したら、消毒まで徹底的に行いましょう。