コウモリと言えば、昼間は洞窟などの人気のないところで眠っていて、夜になると活動を始める。
そんなイメージを持つ人も、多いのではないでしょうか。
しかしコウモリ、民家などの建物に巣をつくり住み着いてしまうことも多く、日本に多く生息するアブラコウモリという種類のコウモリは、別名イエコウモリと呼ばれるほど、人間の家に住み着くことが多いです。
住宅には屋内の空気を入れ換え、湿気対策などをおこなうための通気口が備えられていますが、この通気口はこうもりの侵入経路になり、また格好の巣作りの場所にもなりえます。
今回はコウモリが、通気口に住み着いてしまった場合の駆除や対策方法について、まとめてみたいと思います。
通気口に住み着いたコウモリの駆除方法!
コウモリは、益獣として鳥獣保護法で守られているため、むやみに傷つけることはできません。
ですので、コウモリの駆除とは、住み着いている場所から追い出し、再度侵入されないように対策することを指します。
一般的には、コウモリの駆除は忌避剤を使って行われます。
いろいろなタイプの忌避剤が存在しますが、通気口のような狭い場所にはスプレータイプのものが良いとされています。
また、コウモリは夜行性のため、駆除は夜間に行った方がうまくいきやすいです。
通気口にコウモリが住み着かないようにする対策は?
コウモリを追い出すことに成功したとしても、忌避剤の効果がなくなれば、また住み着かれてしまうことも十分に考えられます。
そうならないよう、侵入経路をしっかりふさぐことが重要です。
通気口などは目が細かく頑丈な網などで封鎖し、細かい隙間はパテなどを使って埋めてしまうといいでしょう。
コウモリは、数センチ程度の狭い隙間からも侵入できるので、このあたりも心得ておきましょう。
まとめ
今回は、通気口に住み着いたコウモリの駆除や、対策方法についてまとめてみました。
コウモリの駆除は自力で行うことも可能ですが、金銭に余裕のある方はプロの業者に依頼をした方がいいと思います。
衛生上問題となりえるコウモリの糞の処理や、侵入経路の特定と侵入防止作業など、素人ではなかなか難しいこともやってくれますので、やはり一番おすすめできる方法は、業者に依頼するということだと思います。