日本に棲息する哺乳類のなかで最大のグループは、ネズミではなくコウモリになります。
あまり目にしたこともないのに「本当に?」と思われる方もいるかもしれませんが、夏の夕方の空を見てみると鳥とは異なる飛び方をしている「トリ」を見つけるはずです。
それがコウモリです。
では、このコウモリが地面にいたとき、あなたはどうしますか。
動かないコウモリを見つけた時の注意ポイント!
もし、あなたが動かないコウモリを見つけた時、触る前に確認するポイントがあります。
- 季節はいつですか?
- 見つけた場所はどこですか?
- 1匹ですか?複数匹ですか?
この3ポイントはかなり重要な確認ポイントです。
例えば、季節について考えてみましょう。
コウモリは、冬眠する哺乳類です。
そのため、動かないコウモリを見つけた季節が冬で、かつ複数匹が一緒にいる場合は、冬眠中です。
冬眠中のコウモリは、その他の哺乳類同様動くことはないため、そのまま春を迎えさせてあげましょう。
冬眠中に移動させたいのは、やまやまですが鳥獣保護法の対象となっているため、むやみに移動することはできません。
そのため、巣立つことを待つしかないのです。
逆に、季節が寒い中1匹であったり、季節が温かい中動かないコウモリを見つけた場合は、なんらかのアクシデントが発生している可能性があります。
かわいそうなコウモリを助けるために、即抱きかかえ動物病院などに搬送したいところですがコウモリには、様々な菌がついているため、直接触ることは厳禁です。
そのため、必ずゴム手袋などをしてから触るようにしましょう。
まとめ
仮にコウモリが冬眠中だったとして、巣立てばトラブル収束かと思いきやそういうわけにはいきません。
そこでコウモリが生活を始めてしまうと、コウモリの糞に害虫が群がるようになってしまいます。
そのため、巣立った後には、冬眠していた場所がコウモリにとって終の棲家とならないように、対策を行う必要があります。
対策を行うときには、対象コウモリのサイズ感なども考慮して、コウモリが入れないようにしましょう。