赤ちゃんというのは、どの動物でも小さく可愛らしいものです。

陸上に生息する動物の中で、最も大きい動物である象ですが、赤ちゃん象の大きさと言うと、どれくらいになるのでしょうか?

サファリや動物園で見られる親子の象などを見ても、一緒にいるのが大きな親象ですから、実際どれくらいなのかが分かりづらいかもしれません。

では「実際どれくらいの大きさで生まれてくるのか」と「どんな特徴があるのか」などについて、合わせて紹介してきたいと思います。

象 赤ちゃん 大きさ 特徴

象の赤ちゃんの特徴と言えば?

象の赤ちゃんは、生まれてすぐ自力で立ち上がり、母親のお乳を探して飲み始めます。

最初の頃は主に母親や、同じ群れにいる授乳期にあるメスの母乳で育ちますが、そこから数か月たつと親と同じく草も食べ始めます。

また、生まれて数日後には走り回れるようになり、色々なものに興味を持ち始めます。

好奇心旺盛な赤ちゃん象が飼育員に興味を持ち、構って!

と言わんばかりに、甘えてくるような姿もよく見受けられますね。

赤ちゃん象は、生まれたばかりの頃は体にしわが多くみられ、また産毛も生えています。

牙がまだ生えていませんが、それ以外の姿かたちは殆ど親と同じ姿で生まれてきます。

スポンサードリンク

象の赤ちゃん!大きさはだいたいどれくらいなの?

象の赤ちゃんの大きさは、種類や個体にもよりますが、だいたい100kgから130kgほどで生まれてくるようです。

大きさとしては、日本で生まれたインドゾウの赤ちゃんで体長110cm、体高100cmという記録があります。

イメージとしては、セントバーナードなどの大型犬くらい、と言った方が分かりやすいかもしれませんね。

成獣の象は大きく力も強いので、肉食動物も近寄りませんが、赤ちゃんはまだ小さいのでライオンやハイエナなどに襲われてしまうこともあります。

そのため、野生の子ども象は群れの大人の象達に守られるように暮らしています。

まとめ

象は妊娠期間が長いこともあり、発達した姿で生まれてくるようです。

重さにして100kgとは、さすが陸生の哺乳類最大の象だけあるな、というところでしょうか。

それだけ大きな赤ちゃんを、長期間抱える母象も逞しいなと思いました。

人懐こい赤ちゃん象に、甘えられてのしかかられる人を動画などで見たことがありますが、可愛い姿と裏腹にそれだけの重量ですから、微笑ましいと同時にちょっと心配になってしまいます。

スポンサードリンク