世界中に18種類生息しているペンギンは、同じグループのペンギンの模様や体の大きさが似ています。
しかしそれぞれを比べると、全く違っていて区別がはっきりつきます。
そして南極大陸で暮らすペンギンもいれば、赤道直下のガラパゴス諸島で生息しているペンギンもいます。
このように比べてみると様々な違いがある18種類のペンギンは、性格にも違いがあるのでしょうか?
目次
ペンギンの種類ごとの性格って違うの?
ペンギンは、種類によって性格が全く違います。
ここではグーループや種類別に、ペンギンの性格を紹介します。
コウテイペンギン属
- コウテイペンギン
集団で同じ行動をするコウテイペンギンは縄張り意識を持たず、攻撃性が低く社会性が高い。
- キングペンギン
人間が近づいても恐れず好奇心旺盛。
相手にぶつかったり殴るようなケンカもする。
アデリーペンギン属
- アデリーペンギン
気性が激しくペンギンの中で最も攻撃的。
体の大きな敵に対しても果敢に戦いを挑む。
- ジェンツーペンギン
基本的に穏やかな性格で友好的。
- ヒゲペンギン
臆病なところがあるが、気性が激しく縄張りに敵が入ると果敢に飛びかかっていく。
フンボルトペンギン属
- ガラパゴスペンギン
性格についての文献がほとんどない種類。
警戒心が強いらしいことが知られている。
- ケープペンギン
敵に攻撃されると噛みついたりくちばしでつつくなど、攻撃的な面がある。
- フンボルトペンギン
人間や敵が近づくと逃げて行く臆病な性格。
- マゼランペンギン
用心深く攻撃的。
一噛みで相手に傷を負わせることができる。
マカロニペンギン属
- フィヨルドランドペンギン
マカロニペンギン属の中で一番臆病な性格だが、頬を膨らませて攻撃的な姿も見せる事がある。
- シュレーターペンギン
社会性が高く、あまり攻撃的にはならない。
- スネアーズペンギン
社会性が高く、臆病な面もある。
- マカロニペンギン
性格を紹介する資料がほとんどないが、この属の他のペンギンのように社会性が高いと思われる。
- ロイヤルペンギン
マカロニペンギンと同じく詳細は不明だが、争い事は起こさない。
- イワトビペンギン
ケンカ好きで攻撃的。
人間や敵が近づくと果敢に戦いを挑んでくる。
キンメペンギン属
- キンメペンギン
用心深く、人間が近くにいると海から上陸してこない。
コガタペンギン属
- コガタペンギン
妖精と言われているのとは程遠く、とても攻撃的な性格。
- ハネジロペンギン
凶暴で攻撃的。
敵に対して威嚇や噛みついたりする。
まとめ
18種類のペンギンの性格を紹介しました。
比較的温厚そうなイメージがあるペンギンですが、比較すると攻撃的な種類も多いことがよくわかります。