ライオンといえば肉食動物。

人間が栄養を保つために必要な事項に「バランスのしっかりとれた食生活」というものがありますよね。

ですから、ライオンのような肉食動物は肉しか食べずに栄養は偏らないのか?

心配になったりはしませんか?

心配というよりも、なんとなく気になると言った方が正しいかもしれませんね。

実はライオンのような肉食動物は、野菜を消化する事ができないのです。

さらには、歯も野菜を食べる事に向いていません。

尖っているので、肉を食いちぎる事に向いており、すりつぶす行為には向いていないのです。

しかし、無理やり食べさせる事は可能ではあります。

といっても消化はされません。

そのまま排泄されてしまうだけです。

そんなライオンですが、ビタミンなどの栄養素もとれています。

というのも、草食動物を食べるので、その草食動物の内臓に残る草も一緒に食べるのです。

ところで、なぜかライオンは獲物を捕食する際に内臓から食べます。

その理由は何なのでしょうか。

ライオン 捕食 内臓 理由

ライオンは内臓から捕食する

ライオンが捕食をする際、一番最初は内臓からと言われています。

それは、内臓がとても柔らかいからです。

だからこそ、食べやすい部位なのです。

ライオンだけではありません。

ハイエナやヒョウなども同じです。

内臓のどの部分から食べ始めるのかというと、大抵はお腹からです。

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ライオンが内臓から食べる理由とは?

まず、食べるという行為の意味から考えます。

生きるため、それはそうです。

それから「お腹が空いているのを満たすため」これらは人間でも同じですよね。

ですから、ライオンが食べやすい内臓から食べていくというのは、骨のない柔らかい、比較的薄い部分から食べるのです。

さらに、内臓は保存が利かないとも言われていますから、その部分もライオンが内臓を先に食べる理由に繋がるのでしょう。

それから、先ほども話しましたが、草食動物の腸に消化分解された食物も詰まっています。

ビタミンを摂取するために内臓から食べるという側面もあるのでしょうね。

まとめ

自然界は本当に弱肉強食の世界ですね。

生きるために食べる。

これが当たり前の世界です。

しかし、仮説とは言え、草食動物の中に詰まっているビタミンを摂取するために内臓から獲物を食べるという事は、ライオンにも考える力があるのか、野生の本能なのか。

とても気になるところです。

個人的には本能ではないかと思います。

やはり、生命というのは凄いものだと感じますね。

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