動物園でライオンを見ることはできますが、実際に鳴き声を聞いたことってほとんどないと思います。
何故なら、夜に活動する動物だからです。
狩 りを行うのはほとんど夜の間で、日中はほとんど眠っています。
動物園で、ゴロゴロとしているライオンが多いのはこのためです。
ライオンは一日のうちの20時間ほど睡眠に費やし、それ以外の行動時間は、約2時間ぐらいを獲物などを探して歩き回るのに使い、50分ぐらいを食事にあてているそうです。
ライオンの赤ちゃんの鳴き声はかわいい!
百獣の王ライオンの叫び声ってテレビなどで聞いたことがあると思いますが、ものすごいうねり声ですよね。
赤ちゃんライオンの鳴き声って聞いたことありますか?
ライオンの赤ちゃんは、親ライオンの真似を一生懸命します。
鳴き声もそうです。
親ライオンの真似をして「ウォー!ウォー!」と言ってるつもりなんでしょうけど、聞いているとどうしても猫の鳴き声に聞こえます。
猫同士が、けんかをしているときの鳴き声に似ています。
「ぎゃーう!ぎゃーう!」って、一生懸命にうなっているつもりなんでしょうが、とても愛らしく可愛い鳴き声です。
よいお手本の親を見て聞いて真似をして学んでいく。
一人前のライオンになるための得策なのですね。
でも、やっぱりネコ科の動物であることが、赤ちゃんライオンでよくわかります。
鳴き方も猫にそっくりです。
素振りも猫のように体をくっつけてコミュニケーションをとる姿や、体をなめて毛づくろいをする姿、爪を研ぐ仕草は猫そのものです。
まとめ
ライオンは、外見的にそれとわかる表情や身振りなども豊富で、発声法も複数存在します。
強弱やピッチなどが使い分けられ、ライオン同士の合図というのではなく、コミュニケーションの主要な道具となっています。
ライオンが出す鳴き声には、唸り声や叫び声、咳払いのようなものから、グルグルと喉を鳴らしたり、ネコや犬のような鳴き声まであります。
叫び声をだすときは、非常に特徴があります。
まず、とても低い声からはじめゆっくりと吠え、最後に何度か短くうなる。
ほとんどうなり声をあげるのは夜であり、8km先からも聞こえるほどです。
大型のネコ科の中では最も大きな声を出すことで、自分の存在を誇示しています。