イソギンチャクとは、イソギンチャク目ハタゴイソギンチャク科に属していて、主な生息地は西部の太平洋とインド洋と、奄美諸島にいることが多いです。
イソギンチャクを見たい場合には、海の岩場が多い所に行くと見かけることができます。
そして、アクアリウムのアイテムでもとても人気となっており、カクレクマノミを飼っている人はイソギンチャクも一緒に飼育しているというのも多いです。
イソギンチャクは種類がとてもたくさんあり、ほとんどが華やかな見た目をしています。
海岸などで、イソギンチャクのような海中生物を捕まえて自宅で飼育することもできますが、海水は自分で作るか海から持ってきて来なければいけないので、なかなか大変な作業となってしまいます。
金魚や熱帯魚を飼うのが好きだという人にとっては、良いかもしれません。
そんなイソギンチャクの名前はどこからきているのでしょうか。
イソギンチャクの名前の由来とは?
イソギンチャクは日本名で、漢字にすると磯巾着と書きます。
なぜこの漢字になったかというと、触手を縮ませて口もとが縮んでいる姿が巾着に見えることから磯巾着とつけられたと言われています。
別名はイソビツと言われていますが、この名前の由来は触った時に引きずり込まれる感触があるのと、ぬるぬるとした感覚があることからその名前が付けられたそうです。
イソビツという名前は古い名前ですが、この名前も使われる時もあるそうです。
他にも、有明海岸で食用になっているイシワケイソギンチャクというものがいますが、地方名はワケノシンノスと言われていて、「青年の肛門」という意味があるそうです。
英語ではSea Anemoneと表記され、海のアネモネという意味があり、ドイツ語の意味ではSeeroseと表記し、海のバラという意味があるそうです。
どちらも触手の見た目が、花びらに似ていることからついた名前と言われています。
まとめ
イソギンチャクにも国や地域ごとに名前が変わっていますが、由来というのはその見た目に全て関連していることがわかりました。