イソギンチャクを飼育するのに必要なことは照明になります。
体の中に褐虫藻がいるので、光合成が必要なのです。
そのために栄養不足にならないよう、光を当ててあげましょう。
他には水を綺麗な状態で保つように、フィルターやろ過装置が必要です。
イソギンチャクは、普段は浅瀬の穏やかで水流がある海にいるのですが、この水流がとても大事で、この流れにより全ての細部まで酸素が行きわたる役目や、新陳代謝を良くしている働きがあると言われています。
水流を作らなければ酸素が行きわたらないので、触手が壊れてしまうでしょう。
国産のものだと水温は25度が適温な為、この温度を保てるようにクーラーやヒーター等を使います。
外国産のものであれば、もう少し温度が高いものを好む傾向があります。
イソギンチャクを飼育するときの餌は?
イソギンチャクに共生している褐虫藻が、栄養となっているので餌はいりません。
光合成はきちんと行いましょう。
もしイソギンチャクが縮んでしまって、触手が開かなくなってしまったら動物の餌を与えてみてください。
光合成では栄養が足りていないということになります。
イソギンチャクの餌の頻度とは?
餌を与える場合は、甘えびやイカなどのお刺身やクリルの解凍したものを少量、一日一回程度ピンセットでとって、触手に触れるようにあげてみてください。
食べ残したものを放置すると、水が汚れてしまうので掃除してあげましょう。
イソギンチャクの餌のクリルはあげた方がよいのか?
クリルは大きな海水魚ではなければ、食べた時に消化不良を起こしてしまうことがあるので、上げなくて良いと思います。
まとめ
イソギンチャクは、光合成さえ十分行っていれば餌は必要ないので、とても楽に飼えると思います。
自宅での飼育の場合は、うまく光合成などができなくて栄養が足りなくなってしまったら、餌を少しだけあげるというのを繰り返して、上手に育ててあげるのが良いでしょう。
あげすぎて、水質が悪くならないように気を付けましょう。