クマノミというのは、イソギンチャクの口の中に餌を運ぶ代わりに、敵が来た時にイソギンチャクが守ってくれるということでお互い助け合って生きています。
クマノミはイソギンチャクがいないと生きていけないのかと思いきや、そんなことはなくて生きていくことは可能です。
ですがそれは、外敵がいないというのが前提の話なのです。
でもやはりイソギンチャクとクマノミがセットでいるという事が、海水魚の醍醐味だと思います。
クマノミと相性の良いイソギンチャクはいるのでしょうか。
また、種類はどういったものが良いのでしょうか。
イソギンチャクの種類とクマノミの関係について!
イソギンチャクは毒を持っているため、海水魚は近寄れないですが、クマノミは体から出ている粘膜がイソギンチャクから出ているものと粘膜の成分が似ているので、イソギンチャクと共存が可能になっているのです。
そのためイソギンチャクは、クマノミのことを自分の触手だと認識してさすことはないのです。
もともとクマノミが、イソギンチャクの成分を持っているわけではないので、いきなり水槽に入れてもダメなときもあります。
クマノミが好んで入る種類や、イソギンチャクの種類は決まっているのです。
クマノミにくっつく寄生虫をイソギンチャクが倒してくれるので、イソギンチャクとクマノミが一緒にいることが病気にならない理由と言われています。
イソギンチャクとカクレクマノミの相性とは?
カクレクマノミは、センジュイソギンチャクやハタゴイソギンチャクの事は好きですが、サンゴイソギンチャクやチクビイソギンチャクのことは好きじゃありません。
クマノミの種類によって好むイソギンチャクと、好まないイソギンチャクがあるのです。
ですが、全く無理という訳ではなくて、ともに過ごすのに時間をかければできることもあります。
まとめ
クマノミの種類にも好きなイソギンチャクと、好きじゃないイソギンチャクが存在しているのです。
水族館などへ行ったときには、観察してみるのも良いでしょう。