みなさん、象ってどんなものを食べて生きているか知っていますか?
先日、4歳になる我が子が「象さん描いたよ~!」と持ってきた絵は、象らしき生き物が鼻でリンゴを持っている絵でした。
なるほど。
子どものイメージでは、象はリンゴを食べるイメージなのでしょうね。
確かにそうかもしれません。
私個人的にも象はリンゴやニンジン、ミカンなんかを食べるイメージです。
はたしてみなさんは、象がどんなものを食べるイメージでしょうか?
しかし、象はその他にも口にするようです。
例えば、砂。
え!?
象って砂を食べるの!?
大丈夫なの!?
とお思いになるでしょう。
今回は、象が砂を食べる理由をお話ししていきたいと思います。
象が砂を食べる!?そんなことあるの!?理由を教えて!
そうなんです。
象って砂を食べることがあるのです。
同じ哺乳類でも私たちは、鳥の砂ズリは食べることはあっても、砂を食べることはありませんよね。(そもそも砂ズリは砂ではありませんし・・・)
どうやら象が砂を食べる理由として、砂の中からミネラルを補給しているようなのです。
これは決して稀なことではなく、東京の上野動物園の象や野生にいる象でも見られる行為なのだそうです。
また、砂は象にとって体を綺麗にするためのモノでもあり、動物園でも定期的に新しい砂に入れ替えるなどのお世話をしているようです。
また、泥もを体に掛ける行為は火照った体を冷やすため、保湿のため、いわゆる泥パックのようなものなのです。
少し話は脱線してしまいましたが、砂の中にはミネラルが含まれると言いました。
また、砂だけではなく、泥や岩塩から補給することもあるようですよ。
砂を食べるという行為は、ミネラルを補給するということだけではなく、こんな仮説もあるようです。
- 毒物の吸着説
- 胃腸障害の解消説
そして、この砂を食べるという行為は象だけではなく、オウム、ウシ、ネズミなんかも砂を食べるんだそうですよ。
びっくりですね。
まとめ
砂を食べることは、生きるための行為なのだということが分かりました。
なので砂を食べる行為を見かけても心配せずに、「今は砂を食べたいんだな」と暖かく見守ってくださいね。