群れを作って、集団生活をする動物は多く見られます。

私たちが一般的に知っているところでは、猿などがあげられると思います。

テレビなどのメディアでは、ボス猿の話題も多く見受けられることと思います。

このように動物の群れには、リーダー的な存在がいることが多々見受けられます。

では、同じく群れでの集団生活を送る象は、どうなのでしょうか?

どうやって群れをつくるのか、リーダーがいるとすればオスかメスどちらなのでしょうか?

象 群れ メス リーダー

象の群れのリーダーって?

象はたいへん強い絆で結ばれている動物であり、母系の家族で集団生活を送っております。

象の家族としての群れでは、年齢が一番高いメスがリーダーとなっており、このメスのリーダーを中心に群れは集団生活をおくっております。

子供が産まれ、群れの象の数が増え25頭くらいになると、別の年齢の高いメスの象をリーダーとした群れができ、新しい群れとしての象の集団生活が始まります。

象は、子供の象の世話を家族全員で行う動物で、母親象と子供の象は非常に強い絆で結ばれております。

リーダーの象が食事で群れを離れる時は、他の大人の象が子供の象の面倒をみて、常に子供の象を守っております。

象が成熟するのは14歳くらいとなっており、オスの象はこの頃になると群れを離れて、暮らすことになります。

このようにオスの象が群れを離れることにより、象の群れは母系の集団生活を送ることが続いていきます。

オスの象が、メスの象の群れに近づいてくるのは繁殖期が殆どで、この時期になると新たな子供の象が産まれ、新しい象の群れが作られることになります。

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象のオスは群れを作るのか?

オスの象は、成熟すると生まれ育った群れを離れて暮らすようになります。

大人のオス象は、一頭か一時的なオスの群れで暮らすことが多く、オスの群れは数や個体が変わることが多いようです。

また、メスの象と違って群れの中でのオスの象同士の絆は弱く、群れの中でのオスの象同士の協力行動はあまり見られないようです。

まとめ

このように象の群れは、メスの象の群れであることが多いようです。

他にも群れを作る動物は多くいますが、動物によって生活スタイルは色々とあるようです。

今後テレビ等で象を見る機会があれば、こういった視点で見るのも面白いと思います。

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