百獣の王と呼ばれるほどの強大な力を持つライオン。

ライオンは、食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類です。

ネコ科の中でも、トラに次いで2番目に大きな種類です。

オスであれば体重は、250キログラムを超えることもあります。

しかしながら赤ちゃんの時は、出産時で1~2キロと小さくてか弱い動物なのです。

ジャッカルやハイエナ、ハゲワシや蛇に狙われることもあり、ライオンの匂いを嗅ぎつけたら巣穴を襲います。

それを防ぐためにも、メスライオンたちは生息地を移動して赤ちゃんライオンたちを守り、育てていくのです。

同時期に出産するメスライオンたちで群れを作り、赤ちゃんライオンはそのメスライオンたちによって育てられます。

乳も母ライオンだけでなく、他のメスライオンの乳をもらい兄弟ライオンたちと共に育っていくのです。

ライオン 赤ちゃん 手 肉球

ライオンの赤ちゃんの手は?

ライオンの赤ちゃんはネコ科ということもあり、体つきは猫にそっくりです。

でも、手を見ると猫とは違ってどちらかといえば熊の手。

やはりネコ科でもライオンです。

猫に比べて手が大きくて指は長く、爪は鋭くなっています。

獲物を追いかけ捕らえるのにやはり手は、しっかりと踏み込める手をしていなければならないのでしょう。

スポンサードリンク

ライオンの赤ちゃんの肉球は?

ライオンの赤ちゃんの肉球は、猫に比べて見事にはっきりとした肉球をしています。

その肉球はぷにゅぷにゅとしていて、ピンク色に輝いています。

赤ちゃんライオンはピンク色から茶色くなり、成長するにつれて黒っぽくなっていきます。

成長したオスライオンの肉球は黒く光り、いかにも百獣の王と言われるだけのりっぱな手をしています。

まとめ

こんなかわいい子猫のようなライオンの赤ちゃん。

生後1年以内の亡くなる確率は、60パーセント以上と言われています。

生後2年以内の亡くなる確率は、80パーセント以上と野生のライオンは15年以上生きることは少ないです。

その上、ライオンは危急種と言われています。

アフリカではこの20年間で30~50パーセントまで頭数が減りつつあります。

それは回復せず、保護区や国立公園に指定された地域以外では生息が難しくなっているのが現状です。

また、その数が減っている原因は明確にはわかっていません。

現在は生息地の減少や、人間との衝突が最大の原因だと言われています。

スポンサードリンク