普段、人は言葉を使って生活していますよね。
何気ないひとことでも、独り言でも。
そして、その言葉は人から人へと音としてだけでなく、字としても伝わっていきます。
その字には国ごとに違っていて、それぞれ意味があります。
例えば、ゾウはよく動物のゾウだけでなく、ほかの意味でもよく使われています。
この、ゾウはゾウと関係があるのでしょうか?
英語では?
ゾウ!象!由来はあるの?
ゾウは動物の中でも、とても特徴的で有名ですよね。
その長い鼻と大きな耳。
鼻の横に生えいている牙。
首が短いために、立ったままでは食事も満足にできないため、本当に器用に鼻を動かし食事をします。
この鼻は、豆腐など柔らかいものから小さな丸いものまで、自在に持つことができます。
あるゾウに至っては、鼻で筆をもち絵を描くことすら芸ですが、する個体もいます。
この様に、みんなに人気のゾウですが、日本にはいつからいたのでしょうか?
日本列島がまだ、ユーラシア大陸と陸繋ぎの頃にはナウマンゾウがいて、人の生活の糧となっていました。
しかし、約2万年前に絶滅しています。
その後1408年に、東南アジアのほうから足利義持へゾウが献上されました。
しかし、それ以前からゾウという生き物は知られているようで、12~13世紀には鳥獣人物戯画に長い鼻や太い脚、牙などゾウの特徴をとらえた動物が描かれていました。
そして、ゾウという言葉の漢字はよく似ている像と象があります。
一般的に動物のゾウは象ですよね。
この象は象形文字で、長い鼻や体などのイラストをもとに漢字が出来ました。
ゾウ自体を漢字にしたものが、象になるようです。
ゾウは英語にすると?
ゾウはもちろん海外にいますし、海外でもよく知られた動物です。
英語で<elephant>と書きます。
カタカナ表記では<エレファント>と日本では読まれることが多いですが、発音的には<エリファント>となるようです。
もともとこの<elephant>はギリシャ語からといわれています。
その後ラテン語に変換して、最終的に私たちの知るエレファントになっていきました。
まとめ
今はとてもメジャーな動物の生き物ですが、日本ではすごく昔のまだ大陸と繋がっている時には、すでにいたようです。
そして、一度絶滅しましたが、その後外国から何度か献上されたり、近年になり、動物園で私たちが見られるほどに一般的な動物になりました。
その、象という漢字も動物の象そのままにつくられていて、やはり昔の作った人も、大きい体や、長い鼻に驚き、感心してそのままその特徴がよくわかるように作ったのでしょうか?
英語も、よく耳にしますし、本当にゾウはみんなに愛されている動物ですね。