子供のころは、外で遊ぶのが好きでよく走り回っていました。
そして、よく転んでひざをすりむけていました。
もちろん薄い皮膚が破れてしまって、流血したり痛かったことより、ケガをしたことが怖かったり。
そんな、自分たちを守ってくれている皮膚ですが、動物もこんなに転んだだけでも、皮膚は破れてしまうものなのでしょうか?
皮膚の厚そうなゾウはどんな感じなのでしょうか。
ゾウの皮膚はどんな感じになっているの?
ゾウのイラストのイメージは何色でしょうか?
個々で変わるかもしてませんが、一般的には青色か灰色だともいます。
現実には灰色がですが、アルビノが時に生まれたり、そこまでではありませんが年を取ってくると白い部分が少しずつ増えることもあります。
そして、このアルビノ(メラニンにかかわる遺伝子の欠損により、メラニンを持っていないため、体すべてに色がない)はその特異的な白さから神聖視されています。
また、イメージとして象には毛がないイメージがありますが、若い象などにはちゃんと毛が生えています。
マンモスほどにたくさん長くは生えてはいませんが、寒いところに居るゾウのほうが毛が生えているという話もあります。
そして、象は汗腺がないため、汗をかきません。
汗をかけないため、自分の耳を使い体の体温調節を行っています。
しかし、逆にゾウが汗をかく動物だとすると、この巨体ですので、皮膚面積もおおく、ほかの動物と同じように考えると取り込んだ水分の多くを汗に使うことになりますので、今以上に多くの水分を必要として、陸生の哺乳類的には大変なことになりそうです。
ゾウの皮膚は厚いの?どのぐらい?
あまり、身近に動物園で観察することはあっても、ゾウは触ることはないかと思います。
しかし、その観察することによってゾウのイメージは、皮がごついような感想が出てくることが多いですが、実際人間などほかの哺乳類などより、ずっと皮は厚いです。
実際に皮が厚いところは鼻や口回り、四肢、背中などの攻撃や傷がつきやすいところになります。
この比較的皮膚の厚いところでは、2.5~3cmの厚みがあるといいます。
しかし、部分によっては薄いところもあります。
まとめ
動物園などで身近なゾウは、人間と違い厚い皮や、灰色の皮膚をしていました。
そして、人間と同じような汗が出ることもありませんが、場所により皮の薄いところもあります。
もし、旅行などでゾウを触る機会がありましたら、そんなことを踏まえて優しくなでてあげてください。