芦毛(あしげ)は薄い灰色をしている馬の毛色の一種とされ、日本の競馬界では希少種だと言われています。
茶色や黒色が多い中で、芦毛の馬はひときわ目をひく存在だと言われ、さらに活躍した芦毛は今でもファンが多いくらいの人気馬となっているようです。
そんな芦毛は、見た目だけではなく性格も他の馬と違うとも言われています。
芦毛の種類や性格などについて調べてみました。
馬の芦毛とは?
芦毛とは、一般的に灰色の毛色の馬を指しているそうです。
芦毛は肌が黒く、生えている毛が白いため、遠めに見ると灰色に見えるようです。
完全な白い固体は稀であるため、通常、白馬と言われた場合、芦毛であることが多いようです。
芦毛の馬は年齢を重ねることで色がどんどん白くなり、純白に近い状態にまでなるそうです。
日本競馬においては、黒色や茶色の馬が多い為、芦毛の馬は少なく、さらにレースで優勝するような馬が少なかったようです。
さらに芦毛は必ず遺伝するわけではないとされており、芦毛同士を掛け合わせても芦毛が生まれてくるわけではないようです。
しかし昭和の終わりごろから平成のはじめにかけて、芦毛の名馬「オグリキャップ」や「タマモクロス」が登場し、競馬を知らない人でも名前は聞いたことがあるといわれるほどの人気の名馬だったようです。
今でも多くのファンがいると言われており、この名馬の登場によって芦毛の存在が知れ渡ったと言っても過言では無いでしょう。
馬の芦毛は性格が激しい?
よく「芦毛の馬は性格が激しい」などと言われているようですが、実際にはそんなことはないようです。
これは、有名だった名馬「オグリキャップ」の気性が激しかったことから広まった話だと言われており、毛色の種類によって馬の性格は変わらないと言われています。
まとめ
日本では芦毛の馬は珍しいということが分かりました。
性格は芦毛だからといって激しいわけではなく、個体差があるため、競馬などの性格の判断材料にするにはちょっと信憑性が低いかもしれませんね。