よくテレビで聞く話ですが、「このわんちゃんは、人間に換算するともうおばあちゃんなんです。見た目ではわからないですよね。とても、長生きで、10歳なんですよ。」など、話でよく聞きます。

人間にすると、10歳はまだまだ子供でおばあちゃんなんてもちろん違いますよね。

動物と人間で寿命が違うためにわかりやすく例えるためですが、それならば人間と同じ哺乳類で大きな動物のゾウは、どのぐらい生きるのでしょう。

おおよその人間の年齢と似てくるのでしょうか?

ゾウ 年齢 人間

ゾウは人間の年齢に換算できる?

ゾウは、哺乳綱ゾウ目(長鼻目)ゾウ科の総称です。

アジアゾウと、アフリカゾウ、それとマルミミゾウの2属3種が今生きています。

そして、このゾウたちは陸の哺乳類で、最大の大きさを誇ります。

このゾウですが、見た目の通り大きな体をしています。

動物は、体の大きさで寿命の長さが違ってくることが多いですので、小さなネズミよりもゾウのほうが当たり前ですが寿命は長く、自然下でおおよそ70歳前後といいます。

動物園ではもっと少なく、20歳~30歳程度に下がります。

陸上の哺乳類の中で、人間に次いで寿命の長さを誇ります。

誕生した時の人間は、泣くことしかできず、自分でおっぱいを探すことはもちろん、動くこともできませんが、ゾウは自分で動いておっぱいを飲むことができます。

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そして、もう一つ重要な要素として、人間と違うところが生殖期間になります。

ゾウは生成熟は、10~12歳といわれています。

そして60歳ぐらいまで、子供を産むことができます。

しかし、生殖能力を失うとほかの動物でも多くはそうですが、その後長生きすることなく10~20年程度で亡くなってしまいます。

一方人間は、一般的に16歳だとすごく早いですが一応子供を産むことができますし、またこの頃の医療の発達のおかげですが、40歳45歳ぐらいの排卵が可能な時期まで自然妊娠することも可能です。

こういう、大きな人生のイベントでも同じような寿命の長さを持つ、人間とゾウとでもすごく違ってきます。

そのため、人間の年齢に合わせるとゾウの年齢は少し、疑問が残る結果になりそうです。

まとめ

よく、「テレビで、近所で人間にしたらこの子は~歳なのよ。見えないでしょう?」という話声は聞こえますが、わかりやすく説明しているようでそうでないことがわかりました。

ゾウと人間も寿命の長さは似ていますが、ライフプランが全然違い中々たとえの年齢は出しにくいです。

しかし、人間の寿命はどんどん長くなっていったために、このようなほかの動物との齟齬が出来てしまったのかもしれませんね。

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