愛らしい見た目やモフモフの毛質、とても人気のあるアルパカ。
そんなモフモフの毛ですが、刈り取って利用するのは当然ご存知かと思います。
もし、その毛を放っておくと一体どうなるのか?
生きている限り伸び続けるものなのか?
を、調べてみましょう。
野生のアルパカの毛の手入れはどうしてるの?
アルパカの毛は人気も高く、毛質によっては希少で高級品。
人間のために刈り取るなんて、と思っている方もいるかもしれませんが、実はこれ違うんです。
刈り取らなければ、ずっと伸び続けます。
それによって、暑い季節にはその気温に耐えきれず、生活や健康に支障が出てきます。
特に気にしなければならないのは、熱中症。
保温性に優れていると言われるモフモフの毛を、あれだけ持っていれば暑いに決まってますよね。
年に1度刈り取るのが基本です。
これらは、人が飼育していての話。
では、野生ではどうでしょう?
伸び続けるってどのぐらい?
と思われるでしょうが、その姿は衝撃的です!
地面につくほどに伸び続け、肢は見えないぐらいになります。
それ以上は、地面について切れるために伸びないではなく切れているんです。
頭の毛も伸び、目が隠れていたり、毛質によっては顔全体が隠れてしまっていたりします。
過酷な気候や環境に耐えうるため、モフモフの毛になったアルパカ。
しかし、ずっとそう生活していたのではなく、4000年程前に南米アンデスの人々が家畜化したので、飼育下に居る方が長い。
その歴史はとても長いのです。
まとめ
それが普通だと思っていることが、実はそうではないと知ると面白いですよね。
あのモフモフ姿は、人間がいてこそのもの。
興味があれば、長い毛を持つアルパカ画像を検索してみてください。
その姿に驚くと思いますよ!
もう頭の毛が長い個体は、なんだか分からない程です。
この姿を見ると、自然の力の凄さを実感するような気がします。
人にもアルパカにも、一緒に過ごすことが良いことなんです。