もふもふした体毛、大きなぬいぐるみのような愛くるしいフォルム、つぶらな瞳。
アルパカってとっても可愛い生き物ですよね。
実はラクダ科のアルパカ。
ふわふわした良質な毛皮を持っているため、ペルーなどで古来よりその体毛を刈り取って毛織物に利用するために飼育されてきました。
日本では動物園や牧場でアルパカに会うことができます。
ぬいぐるみなど、グッズも人気です。
そんな可愛らしいアルパカが、まさか食用になっているのでしょうか?
そして日本国内でアルパカのお肉は食されているのでしょうか?
まとめてみました。
アルパカは食用に?日本では食べられる?
アルパカの原産国は南米のペルーとその近辺国。
アンデス高地に生息しています。
現地ではアルパカは毛を刈り取るために家畜として飼育されています。
そのふわふわの高品質な体毛を、衣類や日用品に利用するためです。
もともとは食用目的の飼育ではありませんが、老衰した時、あるいは祭りなどでご馳走として、食卓に並べられていました。
現在ではペルーのレストランで、アルパカはメニューに並べられています。
その調理法はステーキ、カルパッチョなどが主で、干し肉として調理されることもあるようです。
さて、日本でも果たしてアルパカを食べることができるかというと、残念ながら日本でアルパカを提供するお店はありません(2018年現在)。
そして日本どころか、アルパカ料理を出すお店は世界的に見ても珍しく、ほとんどペルー国内に限られているようです。
もし私たちがアルパカを食べようと思ったら、飛行機に乗って現地に行くしかありません。
地球の裏側でしか味わえない珍味なのです。
アルパカの肉はどんな味?
ペルーでしかお目にかかることができないアルパカ料理ですが、その気になるお味はどんなものなのでしょうか?
どうやら、牛のような羊のような、はたまた鹿のような味とのこと。
結局どんな味なのかといえば、とにかく美味しいようです。
アンデスの高原で悠々と育ったアルパカの肉は、低コレステロール高タンパクなのが特徴です。
赤身の肉は柔らかく、あっさりしてクセがありません。
体毛だけでなくそのお肉も優良品質なのですね。
ペルー料理そのものも日本人が食べやすい味付けで、とても美味しそうです。
まとめ
今回はアルパカの食用利用についてまとめました!
日本では食べることができないアルパカのお肉に思いを馳せてみると、ちょっと残念なような、ほっとしたような気持ちになりますね。
もしペルーに旅行することがあれば、現地でアルパカのお肉を食べる貴重な経験ができるかもしれません!