もふもふの毛皮を着ている可愛い動物と言えば?
答えに出て来る人気者のアルパカ。
日本でも、もちろん有名ですよね。
見た目も可愛く、アルパカをデザインした雑貨や、刈った毛を利用して作られる物も人気が高い。
そんなアルパカの生態について知っている方は少ないと思います。
今回は、出産について詳しく調べてみましょう。
アルパカの生態・出産時期は?
アルパカは、南アメリカ大陸にあるアンデス山脈北部などで、標高の高い湿原の近くに生息しています。
草やコケなどを主食とし、1日に1㎏ほどの草を食べることもあります。
反芻(はんすう)動物であり、他には牛や羊など、草を食べて成長し、乳を生産することが出来るものが含まれます。
反芻とは、1度飲み込んだ食べ物を、再び口の中に戻して再咀嚼(さいそしゃく)することを言います。
反芻動物最大の特徴は、胃袋が4ッあること。
性格は大人しく、好奇心旺盛なので個体差はありますが、人間と仲良くなることもあります。
その反面、臆病でもあるので、危険が及ぶと唾液を吹きかけます。
唾液には反芻した未消化の食べ物が含まれるため、臭いが強烈で外敵が逃げるという理由。
群れで行動しており、1グループがオス1頭に対してメスが5~10頭ほど。
繁殖の時期は特に決まってはおらず、1年を通してあります。
妊娠の期間は、平均約11カ月で出産は1産1子。
生まれたばかりの赤ちゃんは、約7~9㎏程で、授乳期間は約6~8ヵ月。
オスとメスで性成熟は変わり、オスは約3年、メスは約1年程度です。
まとめ
一般的には動物園でふれあうアルパカ。
出産について知ってみると、より命の大切さに気付きます。
繁殖時期は決まってなく、通年とはいえ1産1子であることも重要です。
たくさん子供を産むイメージがあるかもしれませんが、1産1子の動物は多種います。
出産に立ち会うことは難しいですが、動物園などで赤ちゃんは見られる可能性はあるので、チェックしておきましょう。