ニットや小物などでもよく見られるアルパカの毛で作られた商品。
カシミヤやキャメルなども有名ですが、着用したことはありますか?
アルパカをはじめ、これらは動物性のもの。
100%の製品は、風合いや暖かさはその分もちろん変わりますが、気を付けなければならないことが増えてきます。
ふと触れたところに毛がついていた、なんていう経験をした方も多いでしょう。
毛の抜けやすい原因や取り扱いについてお話します。
アルパカ製品は毛が抜ける?
アルパカやキャメル、カシミヤ、アンゴラなどは獣毛類と呼ばれています。
この獣毛の毛は、細くしなやかで柔らかい特性を持ちますが、難点は抜けやすいところ。
天然の毛の風合いを残すために、その糸には強い撚り(より)をかけることが出来ません。
撚りとはねじり合わせることで、獣毛類の毛には絶対にしてはいけないことのなのです。
着用中も摩擦には気にしなければならないといったように、その糸はとてもデリケート。
そのため、抜けやすくなるのです。
着用中で他に気を付けたいことは、周囲にも気を配ることです。
電車に乗って座った時の座席、少し触れた近くにいた人のコートなどについてしまったり、製品によってはかなり付着があります。
暖かく、手触りも良い物ですが、用途を考えなければなりません。
自分自身の物にも付着するので、下着やカバンなども素材を考えた方が良いでしょう。
着用後、出てしまった遊び毛は、専用ブラシでブラッシングをし毛並みを整えます。
とにかくクリーニングに出せば大丈夫、というとそうではなく、やはりダメージはあるのであらかじめお店を確認していたほうが無難です。
頻繁にするものでもないので、日ごろの手入れが重要です。
まとめ
冬が近づくと、肌触りの良いふわふわ暖かい製品に思わず惹かれますよね?
高価であればある程に、お手入れなど取り扱いは難しくなるので、購入前に考えましょう。
素材について知識を増やし、おしゃれも楽しみましょう。