カナブンは2~3cmほどあるなかなか大きな昆虫です。
見た目もキラキラ光っており、虫嫌いのかたにとってはとても不気味に映ることかと思います。
とは言ってもカナブンの主食は樹液などと草食系の昆虫なので、肉食性の昆虫と違って噛んできたりなどはしない実に無害な昆虫なのですが、怖いものは怖いという人のために、そんな時の対処法をご紹介していきたいと思います。
洗濯物についたカナブンを取るには?
カナブンは上記の通り無害な昆虫です。
虫を触れる人ならそのままキャッチ&リリースしてあげてください。
次に虫を触れない人へ。
カナブンは足の力が強く、洗濯物を軽く振るぐらいでは離れないでしょう。
そういう時は夜を待ちます。
カナブンは昼行性で、夜になると活動性が鈍ります。
そこで洗濯物を軽く振れば、カナブンを落とすことができるかもしれません。
またカナブンは、紫外線に反応する性質を持っているので、紫外線カット機能のついていない懐中電灯を使えば、そちらにカナブンを誘導することができます。
どうしても虫が触れない人は、こちらの方法が簡単かと思われます。
しかし最近のLEDでは、紫外線をほとんど発しない物も多いので、自分が持っている懐中電灯の性能を知ることが重要でしょう。
駆除や対策方法は?
あまりに昆虫が付くことが多く困っているなら、逆に物干し台から少し離れたところに誘蛾灯のように昆虫採集用のライトを設置するのも手かもしれません。
殺虫剤を撒きたくなる気持ちもわかりますが、カナブンは無害な昆虫です。
それに洗濯物についているなら、殺虫剤を撒くことも難しいと思います。
後始末を考えると、ぐっと我慢してティッシュやビニール袋などを使ってカナブンを捕まえ、逃してしまうほうが簡単です。
スプレー洗剤などを使って退治することもできますが、そちらのほうが片付けがずっと大変になってしまうのではないでしょうか?
まとめ
テカテカしていてサイズの大きい虫であるカナブン。
見た目は怖いかもしれませんが、噛み付いたりすることもない無害な昆虫です。
虫が嫌いな人にとっては辛いことかもしれませんが、なるべく自然に返してあげてください。