私たちが思うイカとタコの共通点とは、どのくらいあるのでしょう。
違いは少しわかっていても、共通点はどこかと問われたらパッと思いつくのは、軟体動物で墨を吐く海の生物だということくらいしか思いつかない方も多いのではないでしょうか?
それでは、考えてみましょう。
イカとタコの驚く共通点は?
まず、意外なことにイカもタコも貝類の仲間なのです。
これには驚きです。
軟体動物とは言え、頭足類とも呼ばれているので誤解を招きやすいのです。
でも、貝っぽさは見た目には全くないですよね。
それは、退化してしまったからなのだそうです。
イカやタコの祖先はアンモナイトやオウムガイですが、貝を背負って生きているうちに貝の部分が重くなったと感じたのでしょうか?
進化していくうちにだんだん小さくなって、最終的には現在の容姿になったようです。
そして、もう一つ!
驚く共通点は、頭の上に胴体があるということなのです。
どういうことかと言いますと、私たちが頭と思っている部分は半分うえが胴体だということです。
これにはびっくりです。
本来ならば、絵を書いてご説明したいところですがご想像にお任せします
そして、他にも共通点があります。
タコやイカの血は何色でしょう?
その答えはなんと青色です。
普通、魚は赤い血液です。
なぜイカやタコの血液は青いのでしょうか。
これは色素の違いで、私たち人間や哺乳類、魚の血液に含まれる色素には「ヘモグロビン」という赤い色素が含まれており、鉄分を含むために血液が赤く染まるのです。
一方、イカやタコの血液には、「ヘモシアニン」という銅を含んだ色素があり、普段は無色透明ですが、空気中の酸素と結びつくと、青色に変化するため、血液が青く見えるのです。
この、「ヘモシアニン」はタコ、イカ以外にも貝やエビ、カニなどで主に見られます。
まとめ
一言に共通点と言っても、沢山の発見がありました。
その昔から、イカもタコも庶民に愛され、誰しもが知っている存在です。
また、こどもから大人まで、幅広く愛される食材でもあります。
おまけに栄養も豊富で、安価です。
どんどん食べてみるようにしましょう。