馬と接していると色々な馬の仕草に遭遇すると言われています。

その中の甘噛みについて調べてみました。

馬 甘噛み 理由

馬が甘噛みをしてくる理由とは?

馬が人間の肩や腕などを軽く噛んでくる、すなわち甘噛みをしてくる場合は、大きく2つの理由が考えられるようです。

ひとつは信頼や甘えている場合、もう一つは噛む癖がある場合と言われています。

信頼の証としての甘噛みとは?

馬はグルーミングと呼ばれるコミュニケーションを取ると言われています。

群れの中や、仲が良い馬同士で首や肩、背中などの自分では上手に触れない部分を甘噛みすることがあり、この行動によって信頼や親愛を表しているとされています。

人間とのコミュニケーションがうまくいっている場合などで、ブラッシングなどをしていると肩や腕の辺りを甘噛みしてくることがあり、これは信頼の証だと考えてよいでしょう。

馬の性格によっては甘噛みだけでなく、服をひっぱってみたり、髪の毛を毟るように噛んでくる個体もいるようなので注意が必要だと言えるでしょう。

スポンサードリンク

甘噛みではなく馬の咬癖の可能性がある?

一方で信頼ではなく、癖で噛み付いてくる馬がいるようなので注意しましょう。

スティック状のエサを手であげる場合などに間違えて指まで噛んでしまう場合や、ストレスや嫌なことがあった場合に近くのものに噛み付いてしまう場合などがあり、人間が注意してあげる必要があると言えるでしょう。

ストレスだったり、興奮している場合などは耳の向きを見ると分かると言われています。

耳の向きが後ろに倒れているような場合は、威嚇や興奮状態にあるとされていますので、そうした時に噛み付くような仕草を見せた場合は、その場から離れたほうが良いと言えるでしょう。

まとめ

馬は口によるコミュニケーションを取ると言われています。

甘噛みも一つのコミュニケーションであり、信頼の証であったり、時には威嚇や攻撃だったりするようなので、人間が十分に注意して、馬とのコミュニケーションを取れるようにすることが大事だとされているようです。

スポンサードリンク