蕁麻疹と言うと非常に痒くなり発疹が全身に広がったりもします。
人間の場合にはストレスやアレルギー物質を摂取したりすると発症したりするケースが多いです。
これは人間だけがもつ物ではなく、動物でも蕁麻疹が起きる可能性はあります。
特に馬の場合には蕁麻疹を発症する事が知られています。
では、馬の蕁麻疹の原因や治療法にはどんな物があるのでしょう。
馬に蕁麻疹が出る原因はなに？
人間の起こる蕁麻疹の原因の70％が原因不明と言われています。
残りの30％のみが特定されているにすぎません。
皮膚への物理性の刺激・発汗・食べ物や薬によるアレルギーなどです。
そうなると馬のアレルギーの原因ではどんな事が考えられるのでしょう。
馬の蕁麻疹の原因も人間と同様に原因不明と言う分類が一番多いです。
蕁麻疹が起こるメカニズムは同じ哺乳類ですから基本は同じなのでしょう。
では、馬が蕁麻疹を発症する時にはどんな要因があるのでしょうか？
外的要因として考えられるのが、虫さされ・虫よけスプレー・発汗・皮膚の乾燥不足による細菌の繁殖・シャンプーなどが考えられます。
皮膚が何らかの刺激を受けて過剰に反応してしまった場合に蕁麻疹が発症すると考えて良いでしょう。
また、内的要因として考えられるのは、食べ物・薬・ストレスなどによっても発症する事になります。
原因を見ただけでは、人間の蕁麻疹の原因とほぼ一緒では無いでしょうか。
馬の蕁麻疹には治療があるのか？
人間と馬の蕁麻疹が発症する原因がほぼ一緒に近い事から、基本的には治療法が確立されていると考えてもよいのかもしれません。
人間の場合には、蕁麻疹が起こる原因をなるべく遠ざける事が重要なポイントになっていますから、当然馬もそれが当てはまります。
但し、人間の場合の治療法は、抗ヒスタミン剤を経口摂取することで、ある程度短時間で蕁麻疹が治まったりします。
馬の場合にも抗ヒスタミン剤を投与するのですが、状況に寄って経口摂取や皮下注射を行って蕁麻疹の様子をうかがうと言う治療法がどうやら一般的の様です。
アレルギー性蕁麻疹の場合には抗ヒスタミンとコルチコステロイドを併用して使用するケースもあるようです。
どちらにしても、ほぼ人間と同じ治療法に近い薬剤を使用している事がわかります。
馬の蕁麻疹はアレルギー反応がほとんどなのか？
これは先ほども紹介しましたが、馬に起こる蕁麻疹の原因のほとんどは原因不明と言われています。
人間と同様の比率であった場合には70％が原因不明で30％のみが原因を特定できているに過ぎないのです。
アレルギー反応が主な原因と考える中で一番多いのは食べ物になります。
ただ初めて食べた物には、アレルギー反応はおきません。
2度目に食べた時に体の中の抗体がその食べ物が、体にいい物ではないと判断し、それを排除する行動がアレルギー反応と言う事になります。
馬の場合にでも食べ物でアレルギー反応を起こす個体もいれば、同じ食べ物でもアレルギーを起こさない個体もいるのです。
アレルギー反応で蕁麻疹が出てしまった馬にはその食べ物を与えない様にする工夫が必要になるのです。
但し、ストレスの場合には、馬自体がかなりの緊張状態を持続した事で精神的な疲れが原因とも考えられますから、この場合には、ストレスの解放をすることで、蕁麻疹が収まるケースもあります。
馬の蕁麻疹が起きるのは、アレルギー反応だけではないと言う事です。
まとめ
馬の蕁麻疹の原因や治療法などを紹介してきました。
人間と体の大きさも違いますから、発疹の大きさも大きいものでは500円玉位の大きさになるようです。
それに痒い！と言う事が伝わらないですから、それもストレスに繋がってしまうのでしょうね。
馬も人間も蕁麻疹が発症する原因が、ほぼ同じと言うのは初めて知りました。
同じ哺乳類と言う事だからなのでしょうか。
