森の洞窟などにいるイメージのコウモリですが、夏の夕方に都心部の空を見上げると、鳥のようにコウモリが飛んでいることが多々あります。

そんな冬眠から目覚めたコウモリは、時に軒先や屋根裏などに迷い込むことがあります。

自力で屋外へ出ていけるような元気なコウモリであれば問題はありませんが、中には衰弱していて自力では飛び立つことのできないコウモリもいます。

そんなコウモリを発見したとき、あなたはどのように保護すればよいのでしょうか。

コウモリ 水 あげ方

コウモリへの水のあげ方を覚えよう!

保護したコウモリは、ペットなのか自然のコウモリなのか一見不明なため、必ずゴム手袋をして対応します。

コウモリが赤ちゃんなのか、大人なのかによって多少方法は異なりますが、どちらにしてもコウモリは口から水を飲みます。

自然界においても、石のくぼみなどに溜まっている水を飲むコウモリも確認されているので、スプーンなどで常温の水を口の近くに寄せてあげるとよいでしょう。

コウモリが赤ちゃんの場合は、スポイトやガーゼに水をしみこませて口へ水を運んであげましょう。

また、小動物用のミルクを同様の方法で与えてもいいです。

スポンサードリンク

コウモリへ水をあげるときの注意!

コウモリは鳥獣保護法対象動物のため、保護する際には必ず最寄りの自然保護課や保健所へ連絡をしましょう。

また、コウモリには様々な菌やダニなどが皮膚についている可能性があるため、家に幼いお子さん、気管支の弱い家族がいる場合は決して触れずに、自然保護課や保健所の人にお願いしましょう。

仮に、自宅で保護する場合は、必ずゴム手袋をしてからコウモリを触りお世話をしましょう。

コウモリにとって水は、命をつなぐためになくてはならないものです。

保護している間は、水が常に飲めるように置いておきましょう。

自力で飲めない場合は、定期的にスポイトなどで口元に運んであげましょう。

まとめ

コウモリが軒先などに震えていると、どうしてもすぐに手を差し伸べたくなりますが、前項で注意したように、必ずゴム手袋を付けてからお世話をしましょう。

コウモリは水と虫などを捕食して生きているため、水は常に飲めるような状態にしましょう。

スポンサードリンク