狼はネコ目イヌ科イヌ属に属する哺乳類動物になります。
その狼は、多くの亜種があり細分化されています。
現在確認できている狼の亜種は、絶滅した狼を含め39亜種に分類されてきます。
ですが、近年の研究では、13亜種と絶滅2亜種へ統合が提案されているようです。
では、多くの亜種が存在している狼ですが、世界の分布や生息している狼の数はどのようになっているのでしょうか？
今回は、狼の世界での分布や生息している数について紹介していきたいと思います。
狼の世界の分布は？
狼の世界での分布ですが、特にタイリクオオカミという種類の狼は順応性がかなり高く、北半球に広く分布しています。
そして、狼は種類によって分布してる場所が変化していきます。
基本は北半球に分布していますが、例えばハイイロオオカミという種類の狼は、ヨーロッパ、アジア、北アメリカ、メキシコ、アラスカに分布しています。
やはり狼は環境に対して順応性の高い狼の種類が多いため、その結果、現在世界のさまざまな亜種の狼が分布していると言われています。
なんと、狼は北極点に近いグリーンランド北部にも分布しています。
その狼はホッキョクオオカミという白い狼になります。
このホッキョクオオカミの生態は、現在不明な所が多いため幻の狼とも言われています。
やはり、世界での狼の分布は北半球に分布していることがわかります。
狼の生息している数って？
狼が生息している数ですが、なんと生息している場所によっては野生の狼は絶滅してしまっています。
日本に生息していたと言われているニホンオオカミですが、もう野性のニホンオオカミは姿を消しています。
なので、生息している場所によって狼の生息数が変化しています。
現在、確認されている狼の生息している数の例としては、ヨーロッパ28カ国に12.000頭生息しています。
他に生息数が確認できるのは、スペインに2.000～3.000頭、イタリアに600～700頭、ポルトガルに200～300頭、ドイツに150頭、フランスに80～100頭が確認されています。
ですが、やはり狼の生息数は全体的に減ってきているので、狼は保護されています。
なので、これから狼の生息数は増えいくのではないでしょうか？
【ホッキョクオオカミ】
北極圏周辺に棲息するオオカミ。
永久凍土にも耐えられるほど寒さに対しての耐性があり、オオカミの中では比較的穏やかな性格だそうです。 pic.twitter.com/QjHMddJ1I2— 二度見するほど美しい生き物 (@nidomi_bea) March 21, 2018
まとめ
狼は北半球に分布していることがわかりました。
ですが、狼の生息数が減っているのがわかり、種類によっては野性の狼が絶滅していて、とても悲しい気持ちにもなります。
国によっては狼を保護をしているので、絶滅は回避できるのではないでしょうか？
