狼は絵本の中にもでてくる動物ですよね!

人を食べてしまうというお話もありましたね。

狼と聞くと恐怖に感じる人も居るのではないでしょうか。

怖いというイメージもありますね!

動物園で飼育されているところもあり、5年から10年が寿命と言われていますが、動物園では20年生きたという記録も残っているようです。

野生の狼は、小さいころに命を落とすものも多いと言われています。

そんな狼ですが、今回は日本にも野生の狼は生息しているのかについてご紹介します!

狼 生息 日本

日本に狼が生息していたってホント!?

日本には2種類の狼が生息していました。

ニホンオオカミという狼がおり、本州、四国、九州に生息していましたが、20世紀初頭に絶滅してしまいました。

最後にニホンオオカミが確認されたのは、1905年に奈良県で捕獲されたオスの狼です。

明治になってニホンオオカミと呼ばれるようになりましたが、それまでは、ヤマイヌや狼と呼ばれるイヌ科の野生動物だったそうです。

ニホンオオカミに関する生態についての資料がほとんどないのでわかっていないそうです。

ニホンオオカミが絶滅した理由については詳しく分かっていませんが、狂犬病やジステンパーなど家畜伝染病や人間による駆除などによって数が減っていったことが原因と言われています。

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北海道に分布していたエゾオオカミも居ます。

北海道に生息していましたが、ニホンオオカミと同じく明治時代から減少し、絶滅してしまったそうです。

体の色は黄色っぽく、尻尾の先端は黒色、足に黒斑があるのが特徴です。

エゾオオカミは、命を落としたクジラやニシンなども食べて暮らしていたそうです。

明治に入り北海道の開拓により獲物であるエゾシカが減り、馬を襲うようになってしまったため懸賞金をかけてエゾオオカミを駆除し、絶滅に至ったそうです。

その他にも、狂犬病やジステンパーなどの家畜伝染病もあげられます。

まとめ

今回は、狼は日本にも生息していたのかについてご紹介しました。

日本にも昔はニホンオオカミとエゾオオカミが生息していましたが、明治に入ってからどちらも数が減っていき最終的には絶滅してしまい、現在では生息していません。

その中には、人間により駆除もあるようです。

しかし、人間の生活や家畜に影響を与えてしまったことから駆除されてしまったのはしょうがないかもしれませんね!

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