うさぎに多い癌の病気。
実は、メスのうさぎに多いのが、子宮癌です。
比較的、子宮癌にはなりやすいといわれています。
では、その癌の症状や治療方法、予防方法などについて詳しく説明したいと思います。
うさぎの癌の症状
うさぎの子宮癌は、おしっこが赤くなるため、気付きやすいといわれています。
通常でも赤っぽいおしっこをしますが、いつもより赤い場合は注意が必要です。
ただし、膀胱炎の場合も血尿が出るため、獣医でも膀胱炎と判断がつかないことがあるようです。
早い段階で気付いてあげることが大切です。
うさぎの子宮癌は、子宮に悪性の腫瘍ができる病気です。
人間の子宮癌と同じ病気です。
悪性の腫瘍の場合は、命の危険を伴うので、手術をしないと治らない病気になります。
うさぎの子宮癌は、避妊手術を受けると予防することができます。
うさぎの避妊手術は、生後4ヶ月くらいからだいたい2歳までに済ませておくとよいでしょう。
2歳を過ぎると、子宮癌のリスクが出てくるので、なるべく早く避妊手術をしておくと安心です。
子宮癌は、メスのうさぎは、かなり高い確率でなる病気なので、早期に予防すること、発症しても早期発見が重要になります。
うさぎの癌の治療
うさぎの子宮癌の治療は、子宮と卵巣を全摘出する手術が必要です。
万が一、肺まで転移していたら、摘出手術さえも受けられないことがあります。
早期発見が必須です。うさぎの子宮癌の手術費用は、病院にもよりますが、だいたい6~10万ほどです。
入院する日数によっても金額は異なるようです。
うさぎの癌に気付くためには、日々の様子をきちんとみてあげることが重要です。
うさぎの子宮癌の症状は、お腹を痛がります。
立ったり、座ったりするよう動作を頻繁に行うと要注意です。
腹痛が激しい場合、既に癌が進行している可能性があります。
また、いつもより睡眠時間が増えている場合も要注意です。
体調が悪く、ぐったりとしているようならすぐに病院に連れていきましょう。
まとめ
うさぎの癌は、早期発見が一番重要です。
早く気付くためには、日ごろからよく観察しておくことが大切です。
尿をちゃんと見て、行動をしっかり観察するようにしましょう。
いつもと寝方が異なるなど、小さな気付きが、早期発見につながるでしょう。