去勢とは、簡単に言えば避妊手術のことです。

メスの場合は子宮切除または卵巣摘出。

オスの場合は、睾丸の摘出または陰茎の切断をいいます。

オスの場合は繁殖するのを防止するだけでなく、凶暴性を抑えるという働きも持ってきます。

肥満気味になったりするデメリットもあります。

去勢することで性質や体質が変わってしまうのです。

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うさぎの去勢の必要性はあるの?

うさぎのオスの場合、思春期になるとイラついて攻撃的になってしまいます。

うさぎ同士喧嘩になったり、飼い主にかみついたりします。

他にも食事をとらなくなってしまううさぎもいます。

うさぎの健康や生活を維持するためにも、去勢は必要なのです。

子孫を残すことはできなくなってしまいますが、これもうさぎのためになることなので、避けることのできない道なのです。

去勢すると基礎代謝が落ちるので、肥満になりがちです。

食事の調整をしっかりとしてあげなければなりません。

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うさぎは去勢することで長生きする!?

うさぎの寿命は5年から8年です。

うさぎの5年は46歳。

8年で64歳になります。

4歳まで維持期、7歳まで中年期、7歳以上は高齢期となります。

ギネス記録は18歳10か月と犬や猫よりも寿命は短いですが、小さな動物にしては長生きします。

中年期に病気するウサギも多いです。

メスは子宮疾患の発生率がとても高いです。

4歳以上のメスの50%~80%は、子宮がんになる可能性があります。

去勢することで子宮の病気になりません。

オスは去勢することで、攻撃的にならない上に精巣の病気にならないというメリットがあります。

まとめ

うさぎは去勢することで繁殖しなくなりますが、病気にならないためにも、健康維持するためにも去勢は必要なんだということを忘れないでください。

うさぎの赤ちゃんも可愛いですけど、家庭で飼育ペットとして飼うには、去勢しなければリスクが高すぎるのです。

癌になればそれだけ手術費用も掛かりますし、比較的おとなしいうさぎですので、癌になったのがわからない時も多く、気づいたときには手遅れだったという場合も少なくありません。

去勢をしなければ、何といってもうさぎの寿命が短くなるわけです。

また、うさぎはとても敏感で音や温度変化に弱い動物です。

うさぎにストレスを与えないというのも、長生きさせるこつなのです。

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