夏が近づくと、なんだか涼しげなものを見つけては、気持ち的にも涼んでいきたくなるのですが、先日買い物に出かけたときに、大きな水槽を見つけたんです。
その中には、色とりどりのお魚たちが優雅に泳いていて。
見ててとても楽しかったのですが、ふと、こんなに色々な種類がいて、あかちゃんはそのまま親と同じ子供が生まれるのだろうか?
色々な種類が混ざってしまわないんだろうか?
と疑問が出ました。
比較的金魚などは交配することで、新しい種ができるみたいですが、今度は、哺乳類はどうなのだろう?
と疑問が。
身近な馬は、同じような馬のシマウマやロバとは子供が出来たりするのでしょうか?
馬は他の種類のシマウマと子供はできる?
まず、馬はウマ目ウマ科に属する動物の総称になります。
社会性がとても強く、野生、家畜かかわらず群れで、行動をすることが多い動物です。
北アメリカ原産といわれていますが、数千年前に絶滅したといわれています。
古くから中央アジア、中東、北アフリカなどで家畜として飼われてていて、主に乗用や運搬などに用いられていました。
また、食用にもされます。
日本では桜肉ともいわれます。
とても脚が早い動物で、競技用のサラブレッドなどは最高87km/hを出すこともあります。
外見的には首と頭が長く、長い四肢をもち、鬣と、しっぽは長く垂れさがっています。
寿命は約25年ですが、まれに40年を超える個体もいます。
知能は家畜の中でかなり高く、愛情深く接すると愛情深く、従順な態度を返してくれます。
毛色も様々で、約14種類に定まっています。
そして、シマウマですが哺乳綱ウマ目ウマ科ウマ属のうち、白黒の縞模様を持つ系統になります。
性格はやや神経質で、年齢とともに気性が荒くなることが多く、昔より家畜化を目指していたこともありますが、
成功例はあまり多くはありません。
サバンナのほかの動物と一緒に暮らすことも多く、周りにライオンやハイエナ、ワニなどの肉食動物もいます。
時に、その力強い後ろ足で強力な一撃を、与えることもあります。
外見的にはその特徴的な縞模様がありますが、馬に比べて耳は大きく、鬣は短めで立っており、しっぽも筆状になっており先端が膨らんでいます。
その縞模様は、天敵に対してのカムフラージュのためと考えられていましたが、現在は虫よけや体温調節のためという学説が多いようです。
一部絶滅しており、ワシントン条約付属書に記載されています。
この、外見的な作りが似ている馬、シマウマは交配ができて、まれですが子供が誕生することもあります。
ゾース(zorse)といわれます。
ゾースは、オスシマウマとメスウマの掛け合わせで生まれるとされていますが、逆のオスウマとメスシマウマでも生まれることがあります。
外見はシマウマよりウマに近いですが、シマウマの特徴である縞模様はでていて、主に脚や胴体にあります。
ゾースは純血のシマウマよりも、神経質ではないため乗馬などに適していますが、純潔の馬に比べるとやはり、従わせることに困難です。
【ゾース】
シマウマと馬を親として誕生したハーフ種。
体格は馬に似ることが多いが外見は縞模様が出るのでシマウマに似ることが多い。 pic.twitter.com/z7USrx1nrF— 珍しい動物達 (@mezurasii_) 2018年8月25日
まとめ
馬とシマウマは交配ができ、まれですが子供も生まれるようです。
また、シマウマの縞模様も健在で、基本的に脚や胴体にも縞模様が出ますが、時に一部だけのゾースもいるようです。
日本での報告はあまり聞きませんが、機会がありましたら会いたいものですね。