最近、SNSなどでハリネズミの写真をよく見かけますよね。
とても可愛らしく、ペットとして愛されています。
グッズなども大人気です。
そんなハリネズミ。
写真で見ると、すぐに慣れてくれるようなイメージがありませんか?
なんだか笑顔のように見えるハリネズミの画像だったり、手の中に納まったりしているので、そのイメージが強いのかもしれません。
しかし、飼い始めのハリネズミの場合はあまりうまくいかない場合も多いようです。
ハリネズミ飼い始めは動かない?
実は、ハリネズミは飼い始めは動かない事も多いようです。
しかも小屋などにこもってしまって、そのまま一切動かないなんて驚くような報告もあります。
理由は、まだ飼い主に対して警戒心があるという場合と、眠っているためというものがあるのですが、眠っていたら分かりそうなものですし、多くの場合は飼い主に対しての警戒心からくる行動のようです。
では、どのようにしてなついてもらうのでしょうか。
方法は、大人のハリネズミと子供のハリネズミでも違います。
まず子供の場合。
手に乗せてあげてください。
そうする事で飼い主さんの匂い、声に慣れてくれます。
あくまでも優しくですよ。
大きな声や乱暴な扱いは、絶対にNGです。
飼い主さんを「怖いもの」だと認識してしまう可能性が高いです。
警戒心の強いハリネズミだけでなく、動物なら当たり前の事ですよね。
ちなみに、時間は短時間からスタートしてください。
その後は徐々に、時間を長くしていっても良いでしょう。
温かい部屋で接してあげると落ち着きますよ。
大人の場合は、まずは2~3日、そっとしておいてあげてください。
というよりも、できるだけ3日はそっとしておいてあげてください。
不安が大きいので、ハリネズミが神経質になっている可能性があります。
小屋の中には、飼い主さんの匂いのついたものを置いてあげてください。
安心できる匂いであると、認識してくれます。
その後、接する時は夜になってから接するようにしてあげてください。
ハリネズミは夜行性だからです。
そして、子供と同じように怖がらせない事も大事です。
と同時に、飼い主さんの匂いはできるだけいつでも同じにしておいてあげてください。
毎回違う匂いがしていると、どうしても混乱してしまいます。
まとめ
ハリネズミはとても臆病な性格です。
しかも、犬や猫ほどはなつかないとも言われています。
なつくというよりも「慣れる」感じですね。
しかし、愛情をもってお世話をしてあげる事で、信頼関係を結ぶ事はもちろん可能です。
手の上でお昼寝もしますし、いくらなつかないと言われていても、実際にはなついている場合もあるのかもしれません。