とっても小さく可愛いハリネズミの赤ちゃん。
自宅で繁殖をしようと成功すれば、見ることが出来ます。
まれにペットショップで購入した時点で、すでに妊娠していたなんていうこともあるようなので、間違いないところから迎えましょう。
では、赤ちゃんが生まれたときにどうすれば良いのか?
今回は餌についてお話します。
ハリネズミの赤ちゃんの餌は何?
赤ちゃんときは母乳を飲んで育ちます。
そのため、母親ハリネズミの状態管理が重要になります。
出産後の母親はとても警戒心が強く神経質。
産後2~3週間の間は特に気を付け、細心の注意を払ってください。
子食いや育児放棄をしていないかを確認しつつも、干渉し過ぎは良くありません。
ケージ内を温かくし、そっと見守ってあげてください。
もし母親が育児放棄をしてしまったり、産後に亡くなってしまった場合は飼い主さんが、育てることになります。
母乳の代わりには、犬や猫用のヤギミルクを与えます。
赤ちゃんは非常に寒さに弱く、体温も下がりやすいため必ず人肌程度に温めましょう。
普通のミルクでは乳糖が分解出来ず、下痢や体調不良を起こす原因になりますので避けて下さい。
生後4週目頃からふやかしたドライフードを与え、離乳をはじめます。
6~8週程度で離乳し、ふやかしたドライフードを主食とします。
ハリネズミの赤ちゃんの餌の量は?
母乳で育つ場合は、母親に全て任せましょう。
生後4週目頃に離乳がはじまり、ドライフードをふやかしたものを与えます。
少しずつ与えはじめ、6~8週目頃には離乳。
約2~3か月で大人と同じぐらいの大きさになり、主食のドライフードとオヤツに生き餌をあげましょう。
ミルワームが大好物で身体にも良く、1日数回与えます。
しかし肥満になると病気のリスクが高くなるため、食べるからとたくさんあげてはいけません。
ドライフードを食べなくなる恐れもあるので、気を付けましょう。
まとめ
出産後の母親も赤ちゃんもとてもデリケートなので、細心の注意を払うことを忘れないでください。
手伝おうと安易にケージに手を入れたり、赤ちゃんを触ってしまったりすることはしないようにしましょう。
そのことが原因で、育児放棄をしたり体調不良を引き起こすことになりかねません。
せっかく来てくれた命、大切に育ててあげてくださいね。