動物の耳ってとても特徴がありますよね。
まず、その大きな耳で特徴的なのは、うさぎだともいます。
草食動物でかわいい動物の代名詞となっています。
ほかにも、象なんかは大きなお耳で映画になったりもしていました。
また、耳はどこにあるのかわかりにくい鳥たちもいます。(鳥は羽毛をよけると、頭の横に小さな穴があります)
シマウマの耳をよく観察したことがありますか?
その、耳は自然界でとても重要な役割をしています。
シマウマの耳ってどんな耳?
シマウマは、哺乳類綱ウマ目ウマ科ウマ属のうちに白黒の縞模様を持つ動物です。
和名は馬と付きますが、馬よりロバに近いとされています。
種により生息地は違いますが、アフリカ、サバンナに多く生息しています。
一部絶滅しているシマウマもいて、ワシントン条約付属書に記載されています。
このシマウマですが、やはり特徴的なのはその外見です。
名前の由来である毛の黒地に、白の縞模様の草食動物です。
体の特徴としては、その体の模様もですが、大きな耳と房状のしっぽです。
馬はポニーテールという言葉があるように、付け根から長い毛先にかけての流れがあるしっぽですが、シマウマとロバはまるで、筆のように先端が房状となっています。
耳も馬は小ぶりな感じがしますが、シマウマはロバと同じように大きめです。
その姿はロバに似ていますし、たてがみも立っていて垂れさがる馬は、違うように見えます。
しかし、そのロバに似ているシマウマを家畜化をする計画がありましたが、あまり成功はしていないようです。
なぜならば、シマウマはロバや馬のように人に慣れることはあまりなく、気性もとても穏やかとは言えない個体が
多いからです。
意外ですよね。
視覚や嗅覚も鋭いですが、聴覚もとても優れていて、大きな耳はほとんどの方向に動かすことができます。
そもそも、耳の役割は聴覚を正確に受け取ることですが、そのほかに平均感覚と回転覚を感知しています。
この耳の役割は、周りに外敵のライオンやハイエナなどの肉食動物と生活圏を、同じとしていますので、常に草食動物は生命の危機があります。
ここで、耳の役割がとても重要になってきます。
もちろん外敵からの逃走には、視覚の情報もとても重要ですが、木などの障害物がある場合はやはり、聴覚がとても大切になってきます。
いち早く、外敵の場所を知ることは、生存率がぐっと上昇します。
まとめ
名前に馬が付いているため、馬に近い動物だと思っていましたが、実は外見はロバに近かったようです。
また、危険がいっぱいの野生で生きるために、その大きな耳はとても役立ちますね。
そんな、音をよく拾うために、耳も全方向に近いぐらい動かせることができるとは、シマウマは本当にすごいですね。
動物園で会うことがありましたら、そんな大きくよく動く耳を観察してみたいです。