シマウマというのは、加齢に伴って気性が荒くなる性質があります。

そして人間に懐くことなどほとんどなくて、騎乗や運搬用にシマウマを使うのもとても難しいのです。

アフリカでは輸入した馬に病気が多発するため、19世紀からヨーロッパ人による現地のシマウマの家畜化をたびたび試してみたのですが、成功した例はほとんどないみたいです。

米カリフォルニア大学の研究チームが、新たに発表した説があります。

縞模様は、寄生性のハエの危害を防ぐためにあるというのです。

規制昆虫防御説で、その可能性が最も高いといいます。

この不思議なお話は、2012年に研究室で行われた実験によって見つけられました。

吸血性のハエは縞模様のあるところを避けて、色が均一な面にくっつくのを好んでいるというのが、この実験で明らかになったそうです。

なぜなら、ウマ科の動物に寄生する吸血性ハエの「アブ」と「ツエツエバエ」の2種類は、シマウマと生息域がほぼ一緒なのです。

その為、シマウマがこれらの害虫を自ら防御する必要があったのだと言っております。

シマウマ しっぽ 色

シマウマのしっぽの色は?

シマウマの名前はウマとついていますが、どちらかというロバに近い動物です。

これらは、「鰻線」といってカラダの上に一本の黒い筋がひかれています。

シマウマもそうで、鼻先からしっぽまで背中は黒なのです。

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動物園では餌を与えられている環境にいるので、あんまりシマウマは活発に動いている印象はないとは思いますが、自然界にいるシマウマは、天敵であるライオンやヒョウ、ハイエナ等を常に警戒しながら、草を食べていますので、天敵がいるとわかったらかなりのスピードで素早く逃げます。

まとめ

シマウマイコール模様があるというイメージは昔からついていた為、その模様の役割とかは考えたことがなかったので、寄生する吸血性のハエなどから身を守るためだというのは驚きですね。

サバンナとかではとても役目がありますが、動物園などで飼育されていたらもしかしたら、そこまで役にたっていないのかもしれませんね。

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