シマウマは、哺乳網のウマ目ウマ科ウマ属のうち、白黒の縞模様を持つ種類の動物です。
シマウマは数種からなっており、それらは単系統です。
名前はシマウマですが、ウマとはかけ離れていて、実際はロバの系統と近いのです。
シマウマは普段40頭ほどの大きな群れで生活しています。
オス1頭がメスのグループを仕切って、メスをライバルに横取りされないようにガードしています。
オス同士の戦いは、お互いにキックしたり噛みついたりしてとても残酷な争い方です。
遠くからでも戦いの声や、激しい鳴き声が聞こえてきます。
普段は肉食動物に追われているイメージの強いシマウマなのですが、血気盛んなときは走ってチーターを追い払う気の強さがあります。
シマウマ最大の武器である、「伝家の宝刀うしろ蹴り」があたれば追いかけてくるライオンでさえも、吹っ飛んでしまします。
ライオンの大好物はシマウマです。
シマウマはそれを阻止するために、後ろ足を激しく蹴り上げます。
その狙いを定めたキックのために多くのライオンが、顎の骨を折られてしまい、そのまま餓死してしまうという、亡くなり方を迎えてしまうそうです。
そんなシマウマが尻尾を振る時というのは、どん時なのでしょうか?
シマウマはどんな時に尻尾を振る?
シマウマが尻尾を大きく揺らす行為は、猫や犬と同じでシマウマの場合も感情からしっぽを動かすのかもしれないと言われています。
また、激しく尻尾を揺らすということは、おそらくお尻の周りを飛んでいるハエなどの虫をしっぽではたいているのだと思われます。
野生のシマウマを観察してみると、草を食べているときに特に激しく尻尾を揺らしているというのが見られました。
まとめ
シマウマが食事中に尻尾を大きく揺らしているというのは、ご飯を食べていて喜んでいて感情が尻尾に出てしまっているのか、ハエなどの虫が食事中に寄ってきて邪魔をされるのを防ぐために、払っているのかもしれません。
動物園とかに行ったときに、食事中のシマウマがタイミングよく見ることができたら、尻尾を振っている瞬間が見れるかもしれません。