馬の知能はどれくらいあるか知っていますか?
一説には犬や猫と同等だと言われていますし、記憶力が抜群等とも言われています。
ですから馬は人間の言葉もある程度認識できるでしょうし、人間の感情には敏感だとも言われています。
ならば馬の方からも、きっと人間や他の馬に対して情報を発信しているはずですね。
ということで、今回は馬の仕草がどんな意味を持っているのか調べていきたいと思います。
馬の仕草の意味
馬の感情を表す行動を書いて行きます。
嬉しい時は、首を上げて尻尾を高くふり軽やかな足取りで走る。
高い声で長くいななくブラッシングなどをされて気持ちが良い時は、鼻を伸ばす。
驚いている時は、大きく鼻の穴をひらいてフウフウと鳴らします。
不安で落ち着かない時は、左右の耳をバラバラに動かして視線も定まらず鼻孔を開き嗅ぐ仕草をします。
警戒している時は、耳を立て警戒している方向へ首を向けじっとその方向を見つめます。
怒っている時は、険しい目つきで耳を伏せて顔を前突き出して噛み付こうとします。
何かを要求している時、お腹が空いたり、何かして欲しい時は鼻を鳴らしたり、片方の前脚で地面を前掻きしたりします。
また、馬は馬同士で声でコミュニケーションをとることができます。
馬の「ヒヒーン」という大きないななきは、遠く離れた馬同士が呼び合う声に使われます。
これは、いななきで仲間かどうかを確かめる音声パターンを出していて、お互いを認識できるという証明がされています。
他にも「キュイーン」と聞こえる高いいななきは、拒否の感情です。
闘争的な出会いや、牝馬が牡馬を拒否するときなどに使われます。
まとめ
馬からも色々な方法で情報が発信されていました。
馬の行動や鳴き声を観察していれば馬が何をしたいか、何を言いたいかが解ってくるようになるようです。
馬は人間とは長い歴史をもった動物の一つです。
しかも食用としではなく人間と共に働く動物としてとても長い歴史がある動物ですから、人間も馬もお互いにコミュニケーションをとろうとしてきたはずなのは間違いありません。
これからも馬と人間が仲良くできる世界があるといいですね。