馬の耳の動きに敏感になるというのは、競馬に詳しい人であれば一つのポイントとして知っているかもしれません。
しかし、基本的には馬の耳の動きに、いろいろな意味があるということを知らない人の方が多いです。
馬の耳からどのように感情を読み取ることができるのでしょうか?
その点についてまとめてみました。
馬の耳の動きやその意味とは?
馬の耳には10個の筋肉があるのでいろいろな動きをすることができます。
左右別々に動かすことができますし、そのようにして敵が多い草原でも生き残ることができてきたのです。
動きをパターン化してみると、耳を横に向けていること、左右バラバラに動かしている、耳を立てて前向きにしている、後に伏せているというパターンがあります。
それぞれに表現されている感情について調べてみると、耳を横に向けている場合は緊張しておらずリラックスしている状態です。
左右バラバラに動かしている時はかなり警戒して周りの音を探っている状態ということになります。
少なくともリラックスしている状態ではありません。
耳を立てて前方に向けている場合は、そちらの方向にかなり集中しているということになります。
気になるものがあるので、情報を集めようとしているのです。
耳を後ろに伏せている時には馬が怒っている可能性が高いです。
周りを威嚇しているときにはこういう状態になります。
ちなみに周りを威嚇するような馬は、競走馬であればレースに集中できない可能性が高いです。
耳の動きだけで色々な感情を表現するというのは本当に面白い動物です。
まとめ
馬に詳しい人であれば、馬の感情は耳に表れるということを知っているかもしれませんが、様々な動きのパターンがあるということまで知っている人は少ないと思います。
ちなみに耳の周りにそこまで多くの筋肉があって、自由自在に動かせるということも知っている人は少ないかもしれません。
馬を飼育している人であれば、耳の動きを見るだけで大体今どういう状態なのかを把握することができるので、重要なポイントになります。