動物園でもゴリラは飼育されていますが、今では森林伐採などの影響でどんどん数が減少し絶滅危惧種に指定されているものもいるようです。
ゴリラが年々繁殖を行い数を増やしていると思っている人も多いようですが、それは大間違いのようです。
森林伐採や開発などによってゴリラの住む場所がなくなってしまえばゴリラは絶滅へと追いやられてしまいます。
そんなゴリラですが、ドラミングという行為を行います。
どんな時に行うのかその時の手はどうなっているのかなど気になりますね!?
それでは今回は、ドラミングをする際の手はどうなっているのかご紹介します!
ゴリラがドラミングをするときの手はパーなの!?
自分の胸を叩いている姿を見たことはありますか?
グーで叩くイメージもありますが、実は「パー」にして手の平を少しくぼませて叩いているようです。
手だけでなく音もドンドンではなく「ポコポコ」という音が聞こえてきます。
成長したオスの胸には空気をため込む袋があるため、音が響き太鼓のような音が聞こえているそうです。
ゴリラのドラミングは昔は、自分の力を相手に見せつけるためと言われてきました。
しかし、最近の研究では少し変わり、ゴリラは平和主義なので戦わずに相手に争いをやめさせようとしているという研究結果がでたようです。
ゴリラが胸を叩く行為が威嚇や挑発している時と言われるようになったのは、初めてゴリラがドラミングをする姿を見た時に凶暴に見えたからだと言われています。
平和主義以外には、自分の居場所を仲間に知らせていることがあげられます。
ドラミングの音は2km離れた相手にも聞こえるほど響くようです。
餌を見つけたときや危険を知らせる意味でもドラミングを行うことがあります。
その他には、気持ちを落ち着かせるという意味があります。
人間は物に八つ当たりしてストレス発散したり、マッサージでリラックスしますが、ゴリラは自分の胸を叩くことでリラックスし気持ちをコントロールしているそうです。
まとめ
今回は、ゴリラがドラミングをする際の手はどうなっているのかについてご紹介しました。
胸を叩く時にはグーのイメージが強いですが、実際にはパーで手の平を少しくぼませて叩いているようです。
そのため、ドンドンではなくポコポコという音が聞こえてきます。
ゴリラがドラミングを行うのは相手に争いごとをやめさせているときや仲間に自分の居場所を知らせている時、気持ちをコントロールさせているんだそうです。
ゴリラは優しく温厚な動物と言われていますが、ドラミングからもそういったことがわかりましすね!