生き物の発生は元は同じで、だんだん木の枝のように分かれていった、と学校の授業では習いますよね。
環境や、習慣、そのほかのあらゆる因子によって今の生き物になるようです。
すごいですよね。
その中で、人間と同じ霊長類のゴリラは、人間とどこまで同じなのでしょうか。
ゴリラと人間!小さく見てみたらどこまで違うものなの?
哺乳類綱霊長類目に属する動物には人間はもちろん、メガネザル、アイアイ、そしてゴリラと数多くいます。
この霊長類は四肢には5本の指があり、多くは平爪です。
歯は門歯、犬歯、臼歯に分かれていていて、目は頭の前方に並んでついています。
比較的ほかの動物より知能が高いです。
その、生き物として、一番小さく分析しようとすると、遺伝子にさかのぼります。
遺伝子とは、親から子供に伝わる情報です。
簡単に説明させてもらいますと、私たちの細胞の中の核の中に染色体というものが入っています。
人間はその核の中にお父さんからの23本お母さんからの23本をもらい46本の染色体となります。
この染色体をほどいていくと遺伝情報があります。
この遺伝情報の一つの単位が遺伝子になります。
そして、ゴリラの全遺伝子情報を英国などの国際チームが解読に成功しました。
それによると人間とがリラの全遺伝子情報は違いは1.75パーセントで、共通の祖先から1000万年前に分かれたようです。
そして、類人猿で最も人間に近い動物はチンパンジーで違いは1.37パーセントで、その次にゴリラが近いようです。
ですので、逆にゴリラと人は98.25パーセントは同じになります。
ゴリラの染色体の数はいくらなの?多いほうが能力が高いの?
まず、先述しましたが人間の染色体は46本です。
そしてゴリラは48本あります。
では、染色体が多いほうが生物などは複雑で高等な行動ができるようになるか、というと違います。
染色体の多い生物として、植物のシダがありますが1260本といわれていますし、コイは100本鶏は78本です。
そして、とても少ないものですとトビキバハリアリで2本です。
この情報だけでも、多いほうが何でもいいとはいかないように思います。
まとめ
同じ共通の祖先だとは思ってはいましたが1000万年以上とは思ってもみませんでしたし、98パーセント以上人間と同じ遺伝子を持つゴリラも意外でとてもすごいことなんだと感じました。
そして遺伝子の数は人間よりゴリラのほうが多いことも、意外でしたよね。
これから色々今わかってないことが解明されるのでしょうし、楽しみにしたいですね。