みなさんは、うさぎって好きですか?
特に女性は、好きだと答える人が多いと思います。
長い耳、全体的に丸い体つき、見た目で分かるふわふわ感、そして特徴の長い耳とパッチリとした大きな愛らしい目。
可愛くない要素が全くない様な見た目をしています。
子供の頃に一度は触った経験がある人も多いのではないでしょうか?
現代ではペットとして飼っている人も多い生き物ですが、そのパッチリした目を閉じて眠っているのを見た事がないと思いませんか?
そうです。
うさぎは目を開いたまま眠るのです。
うさぎが目を開けたまま寝る理由
うさぎは、自然界では捕食される側の生き物です。
イタチやキツネ、蛇などうさぎを餌として狙っている肉食動物はたくさんいます。
また陸上だけでなく、ワシやタカやフクロウなど、上空からも常に命を狙われています。
うさぎからしてみれば、いつも身の危険がある生活を送っていますから、明るい時間に活動することはありませんし、巣穴で眠る時でさえ、常に周りを警戒しています。
小さな物音でも、その長い耳で感じとり、瞬時に動ける様に目を開けたままで寝ているのです。
寝ていると言っても人間の睡眠とは違い、ぐっすり眠っているわけではありません。
半覚醒状態と言ったらいいのでしょうか?
ウトウトしている様な睡眠を、何度も繰り返すような睡眠をとります。
うさぎが目を開けたまま寝るのは、自然界で身につけた、生きるための能力と言えます。
では、人間に飼われているうさぎも目を開けたまま寝るのでしょうか?
確かに、飼われているうさぎも、目を開けたまま眠る事が多いのですが、絶対に安全な場所にいる事を自覚しているうさぎは、目を閉じて眠る事もあります。
また自然界では、すぐに動ける様に四本の足を地面についたままウトウトと眠りますが、ペットとして飼われているうさぎは、横向きに倒れた様な状態で目を閉じて眠る事もあります。
しかし、その姿は、ペットとして飼われているうさぎでも、なかなか見られる物ではありません。
やはり、目を開けたままウトウトと眠る事が通常です。
では、目を開けたまま眠っているうさぎが、起きているのか眠っているのか、人間には分からないのでしょうか?
実は、鼻の動きが止まっているときは眠っています。
うさぎを思い浮かべるとき、鼻の辺りが、常にモグモグと動いていませんか?
この動きが止まっているときは、目が開いていても眠っています。
ここで気になるのは、ずっと開いている目です。
うさぎは、ずっと目を開いているせいか、ホコリや細菌の感染による目の病気に注意が必要です。
目の下が濡れているとか、目の周りが赤くなっていたら、すぐに病院で診て貰う必要があります。
まとめ
うさぎは自分の身を守るために、目を開けたまま眠ります。
警戒するための能力ですので、警戒心が薄れれば、目を閉じて、ぐっすり眠る事も出来るようになります。