うさぎの成長に欠かせないチモシー。
様々な種類があるのでどれを選んでいいのか悩みますよね。
ライフステージ別に食べさせる種類と選び方をご紹介します。
うさぎが食べるチモシーの種類
うさぎが食べる牧草の種類はマメ科とイネ科があります。
アルファルファと呼ばれるマメ科の牧草はタンパク質、カルシウム、カロリーが高いのが特徴です。
栄養価が高く、しっかりした体をつくってくれるので0~1歳の成長期のうさぎに与えます。
牧草とペレットタイプを与えましょう。
チモシーはイネ科の牧草であり、低カロリーで食物繊維が豊富。
うさぎの体の調子を整える役割もあります。
成長期を終えた1歳から高齢期に入るまでの7歳くらいまでのうさぎに与えることができます。
牧草をメイン、補助食としてペレットタイプを与えましょう。
硬さも選ぶことができるのでうさぎの年齢や体調を見ながら好むものを探してあげてください。
歯のケアをするために若いうちは硬めのものを、高齢期からは消化に良い柔らかいものを選びましょう。
硬め…一番刈りと呼ばれ春から夏にかけて収穫されたもの
柔かめ…二番刈りと呼ばれ夏から秋にかけて収穫されたもの
余談ですが二番刈り以降のものは三番刈りと呼ばれ床材用になります。
チモシーは干し草です。
高温多湿の所に置くと虫が発生したり、味が劣化してしまったりします。
きちんとチャックを閉めて品質の劣化を防ぎましょう。
うさぎ用のチモシーの選び方
子うさぎの頃は健康的なしっかりとした体を作る為にアルファルファを与えます。
月齢が低い頃は栄養が豊富なペレットをたくさん与え、成長をみながら牧草の方が量が多くなるように切り替えていきましょう。
1歳をすぎたころからチモシーに切り替えていきます。
硬いものを食べることで歯の伸びすぎや不正咬合を防いでくれるので牧草をメインに与えます。
ペレットは栄養補助食品として体調や体型によって与えるものを変えるようにしましょう。
体が大人になる1歳~5歳くらいは、歯もぐんぐん伸びますので一番刈りの硬い牧草をたくさん食べさせてあげましょう。
うさぎにも好みがあります。食べてくれない場合は無理に食べさせようとせずに香りやグレードを変えてみてください。
食が細い、痩せている、下痢が続くなど体調不良の場合はペレットで栄養を補給してあげましょう。
代謝が落ちてくる5歳~7歳くらいは、人間に例えるなら中年です。
うさぎも肥満が気になってくる時期なので、低カロリーなものを選ぶようにしましょう。
健康管理に気を付けなければならない7歳~は、人間に例えるならばおじいちゃん・おばあちゃんとなってしまう年齢。
歯や臓器のことを考え、2番刈の柔らかめの物を与えます。
消化器官も衰えているので牧草で栄養が取れにくくなっています。
ペレットタイプのものを与えてしっかりと健康管理をしてあげましょう。
まとめ
色んな商品があり、値段も様々なので何を買えばいいのか迷いますよね。
うさぎが好むものを見つけるのが第一です。
今回書いている年齢はあくまで目安ですので体調などによって使い分けが必要です。