猿は、誰もが一度は見たことがあるかもしれません。
山道を走ってたら、猿が何匹も道路に座り込んでいたなんていうことはありませんか?
猿は日本の動物園でも飼育されており、ペットとして飼育できる種類の猿も居るようです。
でも、家で猿を飼育しているという話ってあまり聞きませんよね!?
そんな猿がエテ公と言われることがあるようです。
それはどうしてなのでしょうか?
今回は、猿のことをエテ公という語源についてご紹介します!
猿がエテ公と言われるのはなぜ?語源は?
エテ公は漢字にすると「猿公」となり、「猿」が忌み言葉であることからあてがわれた読み方「えて」と、対象となる人物に親しみを込めたり、卑しめるときに用いられる俗語「公」から成るものです。
エテ公は猿を擬人化した言い回しで「公」は、親しみを込めるときに用いられるときや卑しみを込めて用いるなどその時の状況によって込められる意味が違うようです。
元々は、親しみをこめた言葉であったそうですが、今では侮辱する言葉という悪いイメージが強いようです。
日本語の猿は、通俗的な意味ではサル目のうち人間を除いたもののことを示しているようです。
生物学的から見ると人間も猿の一種となるそうです。
日本で猿は、日本固有種であるニホンザルのことを示していることが多いようです。
サルは「頭が悪い奴」、「思考パターンが単純」など悪い言葉として使う場合にはカタカタで表記されることが多いようです。
欧米では、サルは黒人をイメージさせるため差別用語として取り扱われていたそうです。
まとめ
今回は、猿のことをどうしてエテ公と言っていたのかについてご紹介しました。
猿は忌み言葉であること、公は親しみを込めたり、卑しめるときなどに用いられる俗語のようです。
その時の状況などによって、込められる意味は変わってくるそうです。
現在では侮辱という言葉が強いというイメージのようですが、元々は親しみを込めた言葉として用いられていたそうです。
頭が悪いやつという意味として用いられることもあり、米国では黒人のことを指す言葉として用いられることもあり、悪い意味で使われてしまうことが多いようです。