マダガスカルにはどのような猿が住んでいるか知っていますか?
マダガスカル島は、インド洋に浮かぶ「第七の大陸」とも呼ばれています。
マダガスカル島に住んでいる哺乳類は独特な動物が多く、その中でも特に猿は変わっているそうです。
マダガスカルには、いくつかの自然保護区を設置しそこにしか住んでいない動物たちを守っているそうです。
そんなマダガスカルには、どんな固有種の猿が存在するのでしょうか?
それでは今回は、マダガスカルの固有種の猿はどんな種類のものがいるのか、名前などもご紹介します!
目次
マダガスカルに生息する固有のサルは!?
マダガスカルは今から約1億6500万年前にアメリカ大陸から分離し、世界のどこに行っても見ることのできない動物たちが沢山住んでいます。
その中でも特に50種類棲息していると報告が上がっているキツネザルは、マダガスカルを代表する珍獣であり毎年新しい種類の猿が発見されているようです。
猿は人間の遠い祖先とも言われているそうです。
50種類ほどのキツネザルは、このマダガスカルにしか存在しない固有種のようです。
キツネザルは恐竜が居なくなったあとに誕生しており、天敵がいなくなったころから特定のテリトリーに落ち着きその環境に適するためにどんどん進化を遂げているようです。
マダガスカルにいる猿の名前は?
ベローシファカ
地上で横向きにジャンプするのが特徴で、両手を広げて飛ぶ姿が可愛く叫び声が「シー・ファク」と聞こえたことから、ベローシファカという名前がついたようです。
元々は森の中の木から木へ飛び移るためのジャンプでしたが、近年では森林伐採によって森がどんどん減っていることから、地上に下りなくてはならなくなり、地上でピュンピュン飛んでいる姿を見れるようになったそうです。
体長40~50cmで年々数が減っていることから絶滅危惧種に指定されているようです。
ワオキツネザル
体より尻尾が長く白と黒の輪を重ねたような模様が尻尾にあることから「輪尾(ワオ)」となりこの名前が付いたようです。
体長40~45cmで集団で行動するため、日向ぼっこしている姿を見ることができるようです。
チャイロキツネザル
チャイロキツネザルはマダガスカルでよく見かけるサルで、顔に黒い天狗のお面を付けているような模様が特徴のようです。
数頭から数十頭で1日中、樹上で生活するそうです。
パマコ自然保護区にいるチャイロキツネザルはとても人懐っこいものもいるそうです。
体長は40~50cmほどです。
ハイイロジェントキツネザル
バンブーキツネザルとも呼ばれているようです。
体よりも尻尾が長く体は灰色をしています。
ハイイロジェントキツネザルは家族で生活し、体長30cmほどの大きさです。
シロクロエリマキキツネザル
比較的大きな猿に分類され、耳と下首の周りは白い毛で覆われています。
目はオレンジ色をしているのが特徴で体長55cmほどの大きさです。
まとめ
今回は、マダガスカルに生息する固有種の猿はどんな名前のものがいるのかについてご紹介しました。
マダガスカルはアメリカ大陸とした島のようです。
そこには、他の地域では見ることのできない猿たちが沢山生息していることがわかりました。
変わった飛び方をする猿や体よりも長い尻尾を持っている猿など沢山いますが、森林伐採などの影響で森に住めず、地上で暮らすしかなくなった猿も居るようです。
マダガスカル島に観光することもできるので、どんな猿がいるのか実際に観察しにいってみたいですね!