狐と言えばピンとした耳と長くてフワフワした尻尾ですね。
特に耳は狐の象徴でもあり、CMでも狐の耳を付けた芸能人が出ていて話題になっていました。
最近ではハロウィンなどでも狐の仮装が人気でよく見かけるようになりました。
そんな狐の中でも特に耳が特徴的な狐がいるのでご紹介しましょう。
また、狐の耳の動きについても注目してみましょう。
狐の耳の動きについて
狐の中で一番有名なのは、生息数がダントツで多いアカギツネでしょう。
その他の狐で特に耳に特徴がある、耳の大きな狐といえばフェネックが有名です。
フェネックは世間一般の知名度は低いのですが、その見た目の可愛さからペットにしたいと人気上昇中の狐なのです。
フェネックはイヌ科に属する狐の仲間で大きさは体長30~40センチとイヌ科の中でも特に小さいですが、耳の長さが9~15センチもあり、耳の大きさはイヌ科の中で一番大きいのです。
何故、ここまで耳が大きいのでしょう?
それはフェネックの生息する地域を調べることでわかりました。
フェネックは砂漠で生息している為、砂漠の熱風を放熱するために耳が大きいそうです。
また、ここからは最初に触れたアカギツネなどの一般的な狐の話になりますが、狐の耳は聴覚が優れていて姿の見えない獲物を捕食することができるのです。
ぴくぴくと動かしたり、じっと耳を澄ましたりして獲物の存在を確認するのです。
また警戒している時などは耳を立てて、前後左右にぱたぱたと動かして様子を探ります。
また、耳を後ろに倒している時もあります。
その時は落ち着いてリラックスしている状態や友好的な場合が多いそうです。
この耳の動きは犬にも似ていると思いませんか?
やはりイヌ科だから似ている部分はあるのでしょうね。
まとめ
狐の耳は聴覚が優れていて獲物を捕食するときに役立つだけでなく、耳が大きいことで放熱の役割を持っていたり、また感情によって耳の動きが違うということがわかりました。
耳の動きは犬に似ている部分があったり、今までより狐を身近に感じることが出来ますね。
これから動物園で狐を見かけたら、ぜひ耳の動きをチェックしてみたいですね。