狐の平均寿命は7歳くらいだと言われています。
人間よりもだいぶ早いスピードで歳を取るのです。
今回は、狐の年齢を人間に換算した際の目安について調べてみました。
狐の年齢は人間換算でいくつ?
狐の特徴として、幼い時期に歳を取るスピードが早いことがわかっています。
まず、宮城蔵王キツネ村にある看板の狐と人間の標準年齢換算表を見てみましょう。
狐は生後1ヶ月で人間でいうところの1歳にあたります。
3ヶ月では人間の5歳、生後半年では人間の9歳です。
1歳になった時は、すでに人間の17歳くらいになるのです。
そして1年半で人間でいう成人年齢に到達します。
2歳では人間の23歳です。
3歳で人間の28歳くらい、5歳で人間の36歳とだんだん歳を取るスピードが緩やかになり、12歳で人間の還暦を超えて64歳、14歳で人間の古稀を超えて72歳です。
そして16歳の時には人間でいうところの傘寿である80歳になります。
このスピードは小型犬・中型犬と同じくらいの早さです。
そして狐の平均寿命は7歳ほどだと言われているので、人間でいうところの44歳くらいにあたるのです。
動物園などで飼育下にある狐は10年ほどで、人間では56歳くらいにあたります。
長生きする狐は13歳ほどだと言われていて、人間でいうと70歳くらいになります。
ですが、狐は1歳までに生き残れる確率が40%ほどしかないことがわかっています。
原因は、他の動物に狩られたり、車との接触による事故が多いそうです。
狐が大人になるまで生き残ることが出来るのはわずかなのですね。
ちなみに、他の動物はどうでしょう。
それぞれの動物の寿命と7歳の時点での年齢を調べてみました。
- ライオン、レッサーパンダやラッコ、バイソン、サル、コウモリは、寿命15歳、7歳の時には人間でいう36歳
- シロナガスクジラは寿命30歳で20歳
- パンダの寿命は14歳で7歳のとき29歳
- イヌとネコは10歳で59歳
- コアラは8歳で69歳
- オランウータン35歳で17歳
- カバやチンパンジーやゴリラ35歳で13歳
- ツキノワグマは13歳で36歳
- イルカは39歳で11歳
- アジアゾウ32歳で9歳
- キリンやラクダは20歳で30歳
- ニホンジカは12歳で47歳
- タンチョウは25歳で26歳
- ニワトリは10歳で59歳
- オオサンショウウオは50歳で7歳のときまだ6歳
と、動物だけでもこんなにも違いがあるのですね。
まとめ
狐と人間の年齢換算によって多くのことを知ることが出来ました。
同じ時を生きている動物と人間の年齢に差があるのは本当に不思議で面白いですね。これも自然の原理なのでしょう。