小さくてかわいらしいうさぎを見ていると、つい抱っこしたくなるものです。
でも、たいていのうさぎは足をバタバタとさせて、抱っこを嫌がります。
抱っこに慣れていないうさぎの場合、時には蹴られたり噛まれたりすることもあります。
せっかく抱っこしてスキンシップを図ろうとしているのに、うさぎに嫌がられたら悲しくなりますよね。
うさぎは体を触られることが苦手なので、抱っこされることを嫌がっているだけなのです。
でも、飼い主さんからすると、抱っこを喜んでもらえるようになりたいですよね。
では、どのようにして抱っこに慣れてもらうのがいいのでしょうか。
うさぎを抱っこする方法は!?
うさぎを抱っこするときに肝心なのは、初めに気持ちを落ち着かせてあげることです。
そっと声をかけながら、やさしくなでてあげてみてください。
うさぎがリラックスしてきたなと感じたら、片手で首のあたりを軽くおさえて、もう片方の手でおしりを包むように抱いてあげましょう。
全体的に体が、丸くなるような体勢が理想です。
手のひらで全体をすっぽりと包みこんで腰を曲げると、蹴られずにすみます。
おしりを持つ手が不安定だと、うさぎも不安になり暴れだす危険があります。
また、大型のうさぎの場合は、両脇に手を入れて足の動きに注意しながら抱っこしてあげてください。
うさぎを抱っこに慣れさせるには!?
うさぎを抱っこに慣れさせるためには、1日数秒でもいいので抱っこしてみることです。
子供の頃から練習をしていないと、大人になってからも一生抱っこを嫌がるようになります。
初めは高い位置からではなく、床に座った状態で練習してみましょう。
うさぎにとっては、いきなり人の手で高い位置に持ち上げられるのは、恐怖でしかありません。
なるべく、うさぎに怖いイメージを与えないように練習してみましょう。
まとめ
うさぎが抱っこされる習慣を身につけていると、様々な場面でスムーズになります。
病院での診察時や、ケージの外に出たうさぎを戻すときなどです。
もちろん、いくら慣れてきたといっても、抱っこを嫌がっているときは無理にするのはやめましょう。
うさぎにとって、抱っこによってかかるストレスは、最小限にしてあげたいものです。